Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

作って見たかった?!-『SINOBI』

2007-01-20 18:07:26 | movie
 前日から一変、ため息と苦笑の連続。どんな映画でも、楽しめるとは言うものの、う~~~んと、うなりながらテレビ見てしまった『SHINOBI』
 
 もったいない!何かずれている気がしてならない。もうちょっと何か変わっても良いんじゃないかな?外国で売れたら良いのかな?

 どっかで見たことの有るシーンの連続。日本ではなく有る国のある時代?!にしたほうが良かったのでは・・・気がつくと、千葉ちゃんが香港アカデミー賞主演男優賞を受賞した「風雲ーストームライダーズ」を思い出してしまった。これは、リメイク?!

 見ていくうちに、だんだん混乱。「忍者」と言うより「超能力」?!「妖怪大作戦」?!「宇宙人」?!大集合の様相。水戸黄門で育った娘も、これは時代劇じゃない!
 
 美しいシーンは、監督が撮りたかったシーンと思えば納得!?劇画のカットを並べた、紙芝居ならぬ写真芝居のような気分になってきた。これもきっと撮りたかったんだね!と、娘と慰めあう?!有様。

 使いたかった役者さんに、着せたかった衣装、見せたかった風景。使ってみたかったCG、作ってみたかったシーンと、製作者の思い盛りだくさんの内容でした。

 アクションシーンは無し(同様のCG一杯の「風雲」でも、アクションシーンとりあえず見られた!)と、納得して見終わると、相方と娘が、「漫画『ナルト』みたいな忍者の話だね」と一言。漫画世代は分かるの?自分は読んでないから分かりまッしぇン!!

 あのキャストは、オダジョーよりも妻夫木くん!?!とりあえず、仲間由記恵が出てくれたら後は誰でもとりあえずOKだったのかな・・・
 作った人企画した人が一番満足している作品かも・・・・・

 
 
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心地よい映画ー『敬愛なるベートーベン』

2007-01-18 17:34:53 | movie
 好きなハリウッドスターはいっぱい。ポール・ニューマン、スティーブ・マックィーン、ロバート・レッドフォードなど懐かしい主役スター。
 
 そして、主演もバイプレーヤとしても、パワーと魅力あふれるジーン・ハックマンは、「ポセイドンアドベンチャー」からずっと、目が離せずにいる。
 
 最近、どうも胸騒ぐおじ様スターが又一人現れた。”エド・ハリス”特に印象に残っているのは「アポロ11号」「トゥルーマンショー」。今回、ずっと気になっていた『敬愛なるベートーベン』をついに見に行ってきました。

 第9を含め流れる音楽サントラは言うまでも無く素晴らしいが美しく流れるようなカメラ(撮影監督アシュレイ・ロウ)、美しい台詞(脚本スティーヴン・J・リヴェル 、クリストファー・ウィルキンソン、字幕翻訳・古田由紀子 )が、あるときは激しく、ある時は切なく、見終わった後は心安らかな気分に、自分を酔わせてくれた。
 
 お目当ての俳優、エドのロン毛にドキッ!ベートーベンと言うと目に浮かぶあの髪形が、ぴたりはまっていた。それにしても、スマートな紳士をぶっ飛ばす、あの二段腹はいったいどうしたのか?凄い!!ハリウッドスターの根性は、多くのスターが証明しているが、恐れ入った。

 熱を帯びた作曲する姿、自信満々の傲慢な態度が、一変、おびえる老人に変わる。そして、神の声ー『音楽』について話す時の瞳、唯一の理解者、かけがえの無い大切な女性・アンナ・ホルツを見つめる眼差し、すべてを堪能。

 才能に恵まれつつ、理解される努力をして来なかった故の理解者、愛される人のいない孤独と、聴力をじわじわ奪われる恐れに押し潰されそうになる、老人の姿。心の中に、天使と悪魔にめまぐるしく入れ変わる。そんなエド、ベートーベンに心を鷲摑みにされてしまった


 第9のシーンでは、アンナになったような気分で、見つめ合い、音楽に酔っていた。(涙)見つめあい指揮をした第九の表情と共に、身体を洗って貰う時のなんともいえぬ表情、水音だけで言葉は無くても、喜び・幸せに満ちたシーンが忘れられない。

 アンナの尊敬しながらも、傾倒しすぎない強さ、威圧されても、信念を持って自分の思い考えを伝える、心の強さに憧れながら見ていた。

 男女の仲に『親愛』という恋愛と違う感情の容があると信じる自分。アンナのベートーベンへの思いは、まさにそれ。でも一生かかっても、師と仰ぎつつ心通わせ思いを理解し会える相手にめぐり合うことが出来る人は、そうはいないだろう。

 何度も傷付けられながら、それでも、許し理解しようとした、アンナの心の大きさをもってして成し得るた関係であることは間違い無い。そうさせたベートーベンと言う人間の魅力、素晴らしさが、偉大だったとも言えるが、理解しあうことの難しさ、その向こうにある、理解されることの幸せが『神の声ー音楽』を伝える第九のシーンと共に伝わってきた。

 女性監督・アニエスカ・ホランドらしい上品な作り、あの心地よく熱い感触を味わいに、もう一度、映画館(新宿武蔵野館)に行きたくなった。

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帰国メンバー参加ー新テコ同好会

2007-01-17 23:35:07 | テコンドー
  新宿テコンドー同好会の練習日

 大久保地域センター4階の練習場に、懐かしいメンバーの顔が。タイに行っていた二代目会長、Tさん。(現在は、3代目会長)

 懐かしい顔も集まり、人数は少ないが、元気に練習開始!
ウォーミングアップのかるーいステップキョルギの後、基本蹴り。一列になってミット蹴り。久々の復活メンバー、膝の具合が悪い割には、キックも強い!元気一杯!?!
移動蹴り、連続蹴りの後、プロテクターを付けて、カウンターキックの練習。そして、キョルギ。(一回30秒だけ!とやったのはいいが、30cm近く背が高い相手に、蹴りを入れようとして、不覚にも尻餅&後頭部痛打!)各自ストレッチの後、練習終了。
 とりあえず、怪我も無く?!(打ち身のみ、爆!)終えました。

 何と言っても懐かしいメンバーの復活は嬉しい限り。後は、HPのリニューアルを、復活したメンバーに頼みました。そろそろ、新しい仲間を増やしたい!春の飲み会までに?!
 
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板垣のあったかいまなざしー『風林火山』鑑賞記

2007-01-15 23:42:36 | S.Chiba
           『風林火山』
         第2回「さらば故郷」

 今回、戦闘シーは無く勘助の生い立ちを描きつつ、武士として生きる場所を、必死にを探し求める姿が描かれる。その中で、実の家族や育ての親との関係、苦悩と悲しみの中、一人逞しく生きていく道を選ぶ姿が描かれる。そして、再び第一回で登場した地、ミツの元へと勘助が戻るところまでが描かれる。
 一方、勝千代、後の信玄も、父と対立し、疎まれ始めた自分の境遇に、少なからず傷ついていた。  
 そこで、千葉ちゃん板垣の出番!弟との、御前試合の一手一手を、じっと見守る姿。傷ついた勝千代に寄り添い、そっと、木刀を手渡す表情がなんとも良い。
 前回が”動”ならば、”静”の演技が際立つ、第二回でした。

 今回、カメラはじっとベテラン俳優の演技を追う。どのシーンでも、その表情・演技をじっくり味わい、落ち着いてストーリーの入っていくことが出来た。
 唯一、激しさを増す後半の竹林での戦いのシーンではカメラが、下から上から勘助を追うやや長回しの殺陣のカットにわくわく。勘助のだんだん鋭くなっていく眼光、力のこもった立ち回りが、バックの太鼓の音と共に、心地よい迫力で迫ってきてとても良いシーンでした。

 サントラも、二回まで見たところでは、あまり大音量過ぎず良し。戦うシーンの始まりを伝えてくれるような太鼓の音も、迫力を増してくれて、良い感じです。

次回、物語は勘助・晴信、共に、激しく動き出す予感。それに連れて板垣も、動き出す?!おなかの大きくなったミツにも注目!わくわくして一週間過ごせそうです。
 
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情熱のリズムー深作欣二監督命日に

2007-01-12 00:14:29 | movie
一月は、記念日?!が一杯。My Birthday & Mother's Birthday 千葉ちゃん、野際さん、娘さん樹里ちゃんのお誕生日。そして、今日は、深作欣二監督の命日

 深作欣二と言う人を意識し始めたのは、何時頃だろうか?小学生時代「キイハンター」を見てそのテンポにはまり、夢中になった。アクションにも夢中になり、千葉さんの動きに、胸ときめかせて画面を見つめていた。しかし、まだ深作欣二と言う名前は、自分のボキャブラリーの中には無かった。

 千葉ちゃんが「仁義なき戦い広島死闘編」出ると聞いた時、その監督が深作欣二監督だと知った。この作品、後に見ることになるが、始めてみた時はさすがに衝撃を受けて、言葉が出なかったが、見るたびに、笑えるようになった。そして、古い千葉真一特集号のインタビューも見つけて読んだ。

 そして・・・
「魔界転生」「柳生一族の陰謀」「宇宙からのメッセージ」「復活の日」など連続して千葉ちゃんは深作監督の作品に出演。舞台版「魔界転生」などJACの舞台では、演出する千葉さんと共に監修に深作欣二と言う名前が並んだ。千葉ちゃん初監督の「リメインズ」にも!

 ドラマ「徳川無頼帖」の監修もした深作監督。「蒲田行進曲」のゲスト出演以降、久しぶりに撮ったアクション映画「いつかぎらぎらする日」に、久しぶりに千葉ちゃんが出演。パワフルでスピード感あふれる映像に久々に胸がすく思いで、ご機嫌で映画館を出たのを今も覚えている。

 そして、息子深作健太さんと共に「バトルロワイヤル」を撮る。実は、あまりに血が飛び散る殺戮シーンに怖気づいて・・・この作品しばらく見られなかった。そう、「広島死闘編」の時のように・・・
 しかし、見て・・・はまった!涙。ラストが、深作監督らしい!?!と思った。遺作「バトルロワイヤルⅡ」に、ついに、一瞬だったが千葉ちゃん出演。しかし、撮影時監督はこの世にはいなかった・・・。(泣)
 
 アクションシーンの受け役・やられ役の演技を、しっかり撮り切ってくれる父親譲りのアクションシーンの撮り方、テンポは確かに、息子・深作健太監督に受け継がれていた。もちろん父・深作欣二監督に、追いつくには、まだまだ、だが・・・。

 
 東映チャンネルで、千葉ちゃん&深作欣二のデビュー作を見たりする度に、元気の良い独特のリズムに、相変わらず、いつもわくわくさせられる。あの心地よいテンポの新作が、もう見られないのがとても寂しい。今はただ感謝。

 今は、あの世で丹波さん、室田さん、川谷さんらとお話中?!
深作監督、ステキな映画を一杯ありがとう!


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