修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

漕ぎ伝馬川上り(その2)~空鞘稲生神社前での三匝

2019-07-21 07:38:45 | イベント

 空鞘稲生神社に参拝した後、関係者は船に戻り帰路に就きますが、出発前に神社前の水面で船を漕いで三回まわります。安全祈願の参拝を終えたお礼の挨拶といったところでしょうか。船が周回して神社前に戻って来ると、観衆から拍手が起きました。実に心和む良い瞬間でした。〔7月18日(木)〕

↓ 神社への参拝を終えて漕ぎ手など関係者が船に戻ってきました。

↓ 神社の宮司さんに見送られて雁木を離れます!

↓ お礼と別れの挨拶に伝馬船は前面の水面を左回りで三匝(さんそう、3回まわること)します。

↓ 沖合で方向転換をしてこちらの岸に戻ってきます!

↓ 太鼓と歌に合わせて見事な櫂さばきです。

↓ なかなかの力強い迫力でこちらに迫ってきます!

↓ 船上の関係者が一体になった感じが伝わってきました。

↓ 空鞘稲生神社前に戻って来ると自然発生的に観衆から拍手が送られました。

↓ 漕ぎ手14名の一糸乱れぬ櫂さばきです!

↓ 満身に力を込めて櫂を漕ぐ!!

↓ トップギアに入れています!!

↓ 水に伝わる力が見て取れそう!

↓ 2周目に・・・!

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江波の漕ぎ伝馬川上り

2019-07-20 07:43:42 | イベント

  翌日に宮島厳島神社で開催される管弦祭で御座船を曳く大役を担う江波の漕ぎ伝馬がこの日広島市中心部の本川と元安川を遡り、川沿いの神社に安全祈願をし、原爆ドーム前にも接岸して平和記念公園の原爆被爆者慰霊碑にも参拝しました。生憎の雨の中でしたが、原爆ドーム前から本川町の空鞘稲生神社までの間の川上りの状況を追ってみました。〔7月18日(木)〕

↓ 原爆被爆者慰霊碑への参拝を終えて、原爆ドームの対岸の雁木から空鞘稲生神社に向けて伝馬船は離岸しました。

 ↓ 離岸した船は元安川の上流方向に向けて舵と切っています。

 ↓ 今年約20年ぶりに新調された伝馬船の初運航で、船を造った山口県祝島の船大工の棟梁の姿も船上にありました。

↓ 船を漕ぐのは法被姿に笠をかぶった若衆14名、太鼓と歌に合わせて力強く漕いでいました。

 ↓ 原爆ドーム前を遡って行きます。

↓ 船上には漕ぎ手を始め約35名の関係者の姿がありました。

↓ 相生橋を潜るに際しては提灯やご神木を一旦船から外していました。

 ↓ 相生橋を潜り抜けて本川を順調に遡って行きました。

 ↓ 最後尾に立つ若者の音頭に合わせて漕ぎ手が櫂を漕ぎます。

 ↓ 若衆の力強い技です!

 ↓ 一際力は入る瞬間です!

 ↓ ひと漕ぎを終えて暫し弛緩する瞬間でしょうか!!

 ↓ 基町アパート群を背景にして船は順調に進んで行きます。

 ↓ 空鞘稲生神社前の雁木に到着です!

↓ 雁木に接岸してやれやれといった感じの漕ぎ手たちでした!

 ↓ 空鞘稲生神社の関係者のお出迎えです!

 ↓ 関係者一同、空鞘稲生神社へ参拝に向かいました!

↓ 神前で一同お祓いを受けました!

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夕刻の梅雨空散歩

2019-07-19 06:55:44 | 散歩道

 朝方の晴れ間は午後には消えて、また梅雨空に戻りました。その梅雨空の夕刻に散策に出て、その足を太田川の河畔まで伸ばしました。〔7月17日(水)〕

↓ 随分と背の高くなったコスモス(キク科コスモス属)に早咲きの花が開きました。季節の変わり目を感じます!

↓ この白いコスモスが最初に花開いたようです!大きく立派に咲いていました。

↓ 薄暮に件のカモの家族が川面の遊泳から河岸に戻ってきました。

↓ 鮎釣りの小舟もカモの寝床近くに舫っていました。

↓ 水から上がってきたカモの家族は毛繕いなどを行い夕刻の憩いの一時を過ごしているようでした。

↓ カモの家族の本拠は安佐大橋や山陽道太田川橋梁の直ぐ上流部にあります。

↓ ブルータイムも梅雨空にかなり白濁していました。

↓ トワイライトの中をJR芸備線の列車がやって来ました!

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花の蜜をめぐる蝶たちの争い

2019-07-18 05:54:48 | 散歩道

  八幡高原で最後に立ち寄ったのは長者原の湿原でした。ここでは湿原に咲く花々の蜜をめぐってヒメシジミたちの争奪戦を観察することが出来ました。ハンノキが生える湿原の花々と蝶の動静態を大いに楽しみました。(7月15日(月)海の日)

↓ ビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)の花の上下から蜜を吸う2頭のヒメシジミの姿を見付けました。

 ↓ 花の下からは巧く吸えないようで下のヒメシジミは何かゴソゴソとやっていました。

 ↓ 下のヒメシジミは花の下を回り込んで上に出て来て2頭がバッティングしてしまいました。先陣の上のヒメシジミは場所を譲らず、下からやって来たヒメシジミを追い払ってしまいました。

 ↓ オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)の花の上では2頭が仲良く蜜を吸っていました。
 

↓ こちらのオカトラノオの花は一頭の独占状態でした。


↓ 綺麗に咲いたチダケサシ(ユキノシタ科チダケサシ属)でも一頭が懸命に蜜を吸っていました。


↓ ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)の繁る長者原の湿原です。


↓ ユウスゲ(別名:キスゲ、ススキノキ科ワスレクサ属)の姿も湿原に点在していました。

↓ クサレダマ(サクラソウ科オカトラノオ属)も咲き始めていました。

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更に八幡高原で山野草を楽しむ

2019-07-17 07:45:13 | 散歩道

  霧ヶ谷湿原で昼食を摂ってから多くの山野草が見られる花園を訪ねました。夏の花々の本格的なシーズンは8月に入ってからになるので今は端境期とあまり期待をしていませんでしたが、よく観察すると初見の花などもあり思った以上に多くの花々に出逢うことが出来ました。〔7月15日(月)海の日〕

↓ カワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)が咲き始めていました。

 ↓ ユウスゲ(別名:キスゲ、ススキノキ科ワスレクサ属)が咲き揃ってきていました。


↓ キレンゲショウマ(アジサイ科キレンゲショウマ属)が固いながらも蕾を付けていました。開花まではまだかなりの日数を要することでしょう!

 ↓ ヤワタソウ(八幡草、ユキノシタ科ヤワタソウ属)の花です。本州中部以北に自生するとのことです。初見の花でした。

 ↓ 別のヤワタソウ(別名:タキナショウマ)の花です。丸みのある葉が基本形のようです。

↓ これも初見のワタナベソウ(渡辺草、ユキノシタ科ヤワタソウ属)です。ヤワタソウと同属ですが、こちらは葉が大きくきれこんでいます。四国、九州の深山の湿った林内に自生しているとのことです。
 

↓ 花園の様子です。花はあまりないようですが、よく観察すると意外に沢山の花々の姿がありました。
 

↓ センジュガンピ(ナデシコ科センノウ属)が小さい花をつけていました。

↓ イチヤクソウ(ツツジ科イチヤクソウ属)はもう実になっていました。

 ↓ クガイソウ(オオバコ科クガイソウ属)が咲き揃っていました。

 ↓ ミソハギが咲き始めていましたが、ご主人によればこれはエゾミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)とのこと。エゾミソハギには茎、葉、咢などに短毛があるとのこと。短毛がないミソハギと区分されています。

↓ 崖一面を紅く彩っていたので特別な実かと思ったりしましたが、どうもアカモノ(別名:イワハゼ、ツツジ科シラタマノキ属)の実のようです。大した群落ではあります!

 ↓ 池にはスイレン(スイレン科スイレン属)が引き続き咲き誇っていました。

 ↓ 池の中の葉の間にモリアオガエルが産卵していました。

 ↓ コバギボウシ(キジカクシ科ギボウシ属)はもうすっかり満開でした。

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