修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

八幡高原のかきつばたの里を訪ねる

2019-05-26 07:28:00 | 散歩道

 気温が30℃を超えた午後に妻と芸北方面にドライブに出掛けました。先ず立ち寄ったのは八幡高原のかきつばたの里。かきつばたの開花は例年より早めとのことで、もうほぼ満開の見頃を迎えていました。6月2日(日)には恒例の「かきつばた祭」が開催されるとのことです!〔5月25日(土)〕

↓ かきつばたの里の畑を埋めたほぼ満開のかきつばた(アヤメ科アヤメ属)の花!

 ↓ 標高ほぼ800メートルの高原で咲き誇るかきつばたの花園です!

↓ 傷んだ花も殆どなく、最も美しい頃合いのように思われました!

↓ 何処を切り取っても健康な美しさに満ちていました!!

 ↓ 「いずれがあやめか、かきつばた」と言われますが、かきつばたの花の特色は「花弁の中央が白色」であることです!因みにあやめは花弁の中央部分に網目の模様があるとのことです。

 ↓ レンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)咲くかきつばたの里

 ↓ かきつばた畑の畔に咲くのはウマノアシガタ(キンポウゲ科キンポウゲ属)

 ↓ かきつばた畑の隣にはサワオグルマ(キク科キオン属)が群落をなして咲いていました。


↓ サワオグルマの花咲く畑にはキジムシロ(バラ科キジムシロ属)の群落も咲き誇っていました。
 

↓ 直ぐ近くの林にはフジの花が枝垂れていました。

 ↓ 八幡高原かきつばたの里づくりの趣旨を記した立て札と花畑!6期18年続いた運動はもう1年だけ終活として続けられるとの広報が別途貼り出されていました。

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シャクナゲ咲く鎌倉寺山々頂から牛岩集落へ

2019-05-25 07:43:00 | 山歩き

   関川荘前の登山口から南尾根を辿ること2時間45分程で鎌倉寺山の山頂に到達しました。樹林に覆われた山頂部の北面の斜面にはシャクナゲの林が広がっており、その樹の高みにはほぼ見頃のピンク色の花が輝いていました。そのシャクナゲを見物したり、小休止を取るなど山頂で20分余の時間を過ごしてから下山の途に就きました。牛岩集落への下山路はいつもながらに急坂が長く厳しいものでした。総所要時間4時間半弱で酷暑の中の山行を無事終えて下山しました。〔5月23日(木)〕

↓ 鎌倉寺山の山頂で微笑むように咲いていた満開のシャクナゲです。

↓ 樹林に囲まれた鎌倉寺山山頂(613m)です。

 ↓ 山頂北面にはツクシシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)の林が広がり、爛熟期の花が咲き揃っていました。

 ↓ 夕刻の西日が木漏れ日となってシャクナゲの林に射し込んでいました。爛熟期の花とは言え、まだまだ鑑賞に耐え得る咲きっぷりでした。

 ↓ 逆光の中咲く満開のシャクナゲです!

 ↓ 高い樹の上で夕刻の日差しを浴びて咲き誇る満開のシャクナゲでした!

  ↓ まだ蕾も残った新鮮な花もありました。これらを見ることが出来て長い時間かけて厳しい道を来た甲斐がありました!

 ↓ 鎌倉寺スマイルの石仏!鎌倉寺山に登ると必ず会うことにしている仏様です!

 ↓ 山頂直下の鎌倉寺跡は累々とした倒木などで五輪塔などが散逸するなど荒れ果てていました。貴重な史跡を守る手当はないものでしょうか!?

 ↓ 権兵衛山近くの十字路の鞍部から牛岩集落方面への道を採りました。

 ↓ 南面の樹林の中の急坂を滑らぬように気を付けながら30分間ほど下りました。

 ↓ 昨年7月の豪雨災害で渓相の変わった渓流を徒渉!

 ↓ 徒渉点から直ぐに林道に出たところが鎌倉寺山への牛岩側登山口です。

 ↓ 林道を歩くこと5分少々で牛岩集落に出ました!

 ↓ 牛岩集落の棚田は田植えを終えていました!

 ↓ 牛岩集落の背後には岩山が迫っています!


↓ 牛岩集落の周辺にもウツギ(別名:卯の花)(ユキノシタ科ウツギ属)が咲き始めていました。

 ↓ ここでもコガクウツギ(ユキノシタ科アジサイ属)が広く咲き誇っていました。
 

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鎌倉寺山南尾根ルートを辿る

2019-05-24 06:27:17 | 山歩き

  高温の好天の日が続きます。初夏の鎌倉寺山を飾るシャクナゲの花が一気に散ってしまいそうな気がして、一日でも早い方が良かろうと昼を回ってから出掛けました。関川荘前の登山口から入山しましたが、ザックに付けた温度計は何と30℃を超えていました。厳しい岩尾根が続く南尾根ルートです先の労苦が思い遣られました!〔5月23日(木)〕

↓ 登山口から急峻な岩の上りが続き、その途中の馬の背の岩場に立ち寄りました。岩場越しに関川の谷を俯瞰しました。

 ↓ 関川荘前の登山口から入山しました。近くの電柱に「鎌倉寺山縦走コース登山口」の表示がありました。

 ↓ 馬の背の岩場の上の尾根筋から俯瞰した岩場と関川の谷間です。この関川も昨年7月の西日本豪雨の時に荒れ狂いました。現在も修復工事が何か所かで行われています。

 ↓ 馬の背の頭に向けて険しい岩場が続きます!

 ↓ ヤマツヅジが咲き始めていました。

 ↓ 馬の背の頭付近からの眺望です!対面するのは安駄山(735.3m)、右手後方に白木山(889.8m)が覗いています。

 ↓ 岩陰にマメズタラン(ラン科マメヅタラン属)が開花始めていました!

 ↓ 南峰山頂(474m)です。

 ↓ 南峰から見た十畳岩、槍ヶ峰へと続く険しい岩尾根。この岩尾根にも例年シャクナゲが咲くのですが、今年はその姿を確認出来ませんでした。

 ↓ 岩稜越しに東麓の牛岩集落が俯瞰出来ました。

 ↓ 十畳岩の上から辿って来た南峰からの尾根筋を振り返りました。


↓ 十畳岩からの白木町志和口方面の眺望です!

 ↓ 十畳岩から行く手の槍ヶ峰を見上げました。


↓ 槍ヶ峰へ岩場続きの険しい上り道が続きます。

 ↓ 槍ヶ峰山頂(537m)です。

 ↓ 槍ヶ峰から見上げた権兵衛山、鎌倉寺山の山頂部です。まだまだ険しい道が続きます。

 ↓ 槍ヶ峰の下の鞍部から権兵衛山への上りに取り掛かったところでこの日初めてのシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)の花に出会えました!

 ↓ 高い樹の上に咲く大方の花はもうピークを過ぎた感じでしたが、ここでシャクナゲの花に出会えて気分的にはリフレッシュ出来ました。鎌倉寺山々頂のシャクナゲへの期待が高まりました!


↓ 権兵衛山への岩尾根越しに遠くの峰々を望む!

 ↓ 権兵衛山々頂です。樹間から白木山が覗いています!

 ↓ 権兵衛山から白木山を遠望!


↓ 十字路が交わる鞍部。鎌倉寺山の山頂はもう直ぐです! 鎌倉寺山々頂の様子などは別途項を改めてお知らせ致します!!
 

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初夏の三段峡、爽やかウォーキング

2019-05-23 07:17:17 | 山歩き

 初夏の三段峡で見逃していたものが気に懸かっていました。5月の渓谷で小さな花を付けるユウシュンランとそれと一緒の頃に咲くキシツツジがそれです。とは言え5月ももう下旬となり、更に高温の好天気続きとあってはそれらの花々の花期はもう終わっている頃!それでも、何とかそれらの片鱗でも残ってはいまいかと出掛けてみると、目的の花々の姿はなかったものの初夏の爽やかな渓谷散策が楽しめました。〔5月22日(火)〕

 ↓ 好天の三段峡入口の旅館土産物店街
 

 ↓ 三段峡入口の長渕ではカヤック教室が開かれているようでした!

 ↓ 遊歩道からカヤック教室の様子を俯瞰しました。

 ↓ 渓流沿いの遊歩道に入って直ぐのところにある石垣にはイワタバコ(イワタバコ科イワタバコ属)の葉がビッシリ!

 ↓ 遊歩道沿いの斜面はシライトソウ(シュロソウ科シライトソウ属)が花盛りを迎えていました。

 ↓ 碧い淵に落ちる姉妹滝

 ↓ 龍の口の激流は気持ち良し!

 ↓ ユウシュンランの姿を見付けることは出来ませんでした。兎に角、渓流沿いはシライトソウの世界でした!

 ↓ シライトソウと共に渓谷の遊歩道沿いを飾るもう一つの主役はコガクウツギ(ユキノシタ科アジサイ属)でした!

↓ ミズタビラコ(ムラサキ科キュウリグサ属)の姿もありました。

 ↓ コチャルメルソウ(ユキノシタ科チャルメルソウ属)の花です!

 ↓ ナツトウダイ(トウダイグサ科トウダイグサ属)

 ↓ 黒淵の対岸の遊歩道の高みから柴木川上流方向を俯瞰しました!

 ↓ 黒淵を行く渡船を遊歩道の高みから俯瞰!

 ↓ フタリシズカ(センリョウ科チャラン属)

 ↓ 渓流の急斜面にコケイラン(ラン科コケイラン属)が咲いていました。

 ↓ ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)はもう最晩期を迎えていました。

 ↓ タニギキョウ(キキョウ科タニギキョウ属)が群落をなして咲き始めていました。

 ↓ 一昨年の5月13日に三段峡で出会ったユウシュンラン(ラン科キンラン属)です。今年も見たかったものの、もう花期を終えたようです。

↓ 一昨年5月13日に出会った、三段峡の渓流を彩るキシツツジ(ツツジ科ツツジ属)です。

 ↓ 三段峡入口の長淵橋下の岩壁にもキシツツジが張り付いていました。(2017年5月13日撮影)
 

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多彩なエビネの群落を訪ねる

2019-05-22 07:45:36 | 散歩道

 昨年初めて訪ねた多彩なエビネの群落がある山野草の森を訪ねました。中国山地の一角にあります。林床に咲く自生種ですが、株によって花の色合いがかなり異なり、バラエティに富んだ色合いの群落を形成していました。全くの驚愕の景色でした。〔5月21日(火)〕

↓ ごぐ普通のエビネ(ラン科エビネ属)のようです。ちょうど見頃といったところでしょうか!!

↓ 杉の林床に小群落をなして咲いていました。

↓ 直ぐ近くにキエビネ(ラン科エビネ属)も咲いていました。

↓ 萼の色がやや薄く、花もやや赤味を帯びたエビネです。

↓ これもエビネのようですが、花弁がクリーム色を呈していました。

↓ クリーム色の花弁のエビネも小群落を成していました。

↓ これはエビネとキエビネが交雑したタカネエビネ(ラン科エビネ属)のようです。1株のキエビネと併せて4株が群落を成していました。

↓ タカネエビネの先端部をアップで捉えてみました。

↓ タカネエビネの下段を形成する花弁です。

↓ やっと蕾が膨らんできたばかりの株もありました!

↓ 山野草の森を辞するに際しての名残の1枚!

↓ 森の中にギンラン(ラン科キンラン属)の姿もありました。

 

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