修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

三良坂・馬洗川沿いの彼岸花群落夕景

2018-09-25 07:48:29 | 散歩道

 三次市吉舎町の辻と上安田で彼岸花を見た帰路にもう一か所の群落地を見てきました。三次市三良坂町の馬洗川沿いにある群落です。JR福塩線三良坂駅の対岸の桜並木の下に例年色濃い彼岸花が咲いているのを遠目に見ていましたが、まだ寄ったことがありませんでした。初めて立ち寄ってみると、ここの群落は期待を遥かに越えるこの日一番の立派さでした。ちょうど夕日が西に沈む寸前で、西に傾いた陽に照らされた彼岸花はより深い紅に染まっていました。〔9月22日(土)〕

↓ 馬洗川左岸の堤防の上に立って河川敷に咲く満開の彼岸花越しに下流方向を眺めてみました。

 ↓ 下流側の群落はちょっとピークを過ぎたくらいの開花状況、その他はほぼ満開の見頃といったところでした。

 ↓ 上流側に振り向くと満開~満開の咲き様でした。

 ↓ 上流側には色濃い群落が展開しており、満開の上々の咲き具合でした。後方の橋は駅前水道橋で歩行者は渡ることが出来ました。

 ↓ 堤防上に植えられた桜の樹の根元から彼岸花の群落を眺めてみました。対岸は三良坂駅のある三良坂の街です。

 ↓ 色濃い上流側の群落です。

 ↓ 駅前水道橋を渡って対岸から彼岸花咲く左岸を眺めてみました。左岸側には住宅団地が分譲されていました。

 ↓ 対岸から見た左岸の彼岸花群落の様子です。

↓ 角度の低い西日に照らされた馬洗川の川面や彼岸花の群落が強い光を反射して、見るには眩しい夕景となっていました。

 ↓ 西日を浴びて彼岸花の群落はより紅く輝いていました。

 ↓ 吾今ちょうど満開!

 ↓ 見事な満開の彼岸花の揃い踏みです!

 ↓ 満開! 最高にしてもう最後の開き切った瞬間のようです!

↓ いよいよ陽が低くなってきたようです。川面には反射光が、彼岸花の群落には陽と陰のコントラストが顕著となってきました。

↓ 夕陽に照らされた馬洗川沿いの彼岸花の群落です!

 

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羽場のヒガンバナ~三次市吉舎町上安田

2018-09-24 15:32:42 | 散歩道

 辻の彼岸花が芳しくなかったこともあって、同じ吉舎町の羽場のヒガンバナを見に行くことにしました。ユキワリイチゲやカザグルマの花も咲く安田地区にある地元の方々が世話をされている群落です。往年の辻の群落に対抗出来るほどの規模や密度ではなく、山裾の土手に比較的多く纏まって咲いたごく普段着の群落といえましょうか。〔9月22日(土)〕

 ↓ 前面に採り入れの始まっている稲田が広がる山裾の土手に彼岸花の群落が広がっていました。

 ↓ 群落の入口に掲げられていた案内板です。地元の人々がこの彼岸花群落に注ぐ愛情と心意気が存分に感じられました。

 ↓ 辻に比べると標高の高い山間部にあり、まだ蕾が比較的多くこれから満開の時を迎えるかと思える咲き様でした。

↓ それでも良く開いた一角は十分に美しい咲き様でした。

↓ 彼岸花はアップで見てやるとその美しさや威勢の良さが存分に感じ取れます。

 ↓ ここまで纏まって咲いているのは、やはり地元の方々のお世話の賜物と有難く思いながら拝見しました。

 ↓ 斜面に咲く群落ですので、下から仰ぐように見ると彼岸花はより輝くように思います。あと2~3日で満開となってより密度の高い花園に変容するかと思います。

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嗚呼!!これは壊滅状態~吉舎・辻の彼岸花

2018-09-23 21:22:22 | 散歩道

  広島県三次市吉舎町辻には広島県或いは中国地方を代表すると言われる彼岸花の群生地があります。ところが今年はこの花園を紹介する三次市や同市観光協会等のホームページやFACEBOOKが全く更新されません。昨年は鹿の食害に遭って花が2割程度の不作となり今年はそのリベンジがあるものと思っていたのですが、きっとまた何かある筈と今年は自分の目で確認してみようと長駆して訪ねてみました。 〔9月22日(土)〕

↓ 吉舎町辻の馬洗川の南岸に広がる栗畑が彼岸花群生地ですが、今年も全体の2~3割程度の咲き具合でした。

 ↓ 広い栗畑の北東側の一角に何とか見られる群落が形成されていました。

 ↓ 疎らに咲く彼岸花を何とか纏まった姿で表現出来ればと努力してみましたが・・・、やはり写された群落の疎らさは否定出来ません!

 ↓ 栗の樹と彼岸花のコラボは、ここの群落の売りなのですが・・・・・!?

↓ 群落の濃い一角を捉えてみましたが、やはりちょっと迫力不足のようです!

 ↓ とても大群落として売り出せる状態ではありませんでしたが、続々と観光バスで団体のお客様が来られていました。人気失墜にならねばいいのですが・・・・!?

 ↓ 今年の不作の原因は、7月上旬の西日本豪雨による馬洗川の氾濫にあるようです。芽を出す前の花園の球根が殆ど流されてしまったのかも知れません。やっと群落を作った一角をアップで捉えてみました。

 ↓ 訪れた観光客は花の咲いた一角で記念撮影をしてから早々に立ち去って行かれていました。

 ↓ 群落としては不合格でも、個々の彼岸花は実に美しくも健気に咲いていました。

 ↓ 早々に立ち去る観光客を見送る彼岸花はこの日最高の満開の見頃でした!

↓ 岸辺に彼岸花の咲く馬洗川の護岸にはまだ大洪水の爪痕が残っていました。

↓ 最盛期の辻の彼岸花の群落は手前の草原にも群落が広がっていましたが、今年は見る影もありませんでした。辛うじて奥の区画の一角に今年は咲くのみでした。

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陣ヶ森管理道に咲く花々

2018-09-22 07:51:49 | 山歩き

 一昨日のレポート「陣ヶ森(1,206.9m)~上林峠を歩く」でオオイタドリ、ネコハギ、オタカラコウ、ハガクレツリフネといった花々をご紹介しましたが、上林トンネル南口から陣ヶ森電波中継塔に至る管理道沿いにはその他にも多くの花々が咲いていました。それらを無視するのも可哀そうですし、記録のためにも改めてご紹介しましょう。〔9月19日(水)〕

↓ 東温アルプスの標高1,000メートル地点に掘られた東温市と久万高原町を結ぶ長さ800mの上林トンネルです。このトンネルの南口から陣ヶ森に向かって管理道が延びています。

↓ これはマルバハギ(マメ科ハギ属)のようです。

↓ シロヨメナ(キク科シオン属)が茎の先にまとまって咲いていました。

↓ コウゾリナ(キク科コウゾリナ属)は初夏の花のイメージですが、秋まで花を咲かせることに改めて気付かされました。

↓ ダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)が路傍の草叢にまだ咲いていました。

↓ ダイコンソウの果実です。

↓ クサコアカソ(イラクサ科カラムシ属)の群落が見られました。アカソの茎の繊維が布の材料として利用されていたとのことです。

 ↓ イタドリ(タデ科ソバカズラ属)の花も多く見受けられました。

 ↓ 管理道から見た霧に巻かれた上林峠へと続く東温アルプスの稜線です。

 ↓ ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)が山頂直下で姿を現しました。

 ↓ 皿ヶ嶺ではお馴染みのモミジガサ(キク科コウモリソウ属)が上林峠近くに咲いていました。

 ↓ 下山して上林トンネル南口近くから陣ヶ森を見上げました。
 

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タカネハンショウズルに逢いたくて・・・・!

2018-09-21 07:47:04 | 山歩き

 東温アルプスの陣ヶ森から上林峠の間を歩いた帰路に皿ヶ嶺の登山口である上林森林公園に立ち寄りました。貴重な花であるタカネハンショウズル(キンポウゲ科センニンソウ属)の咲き具合のチェックのためでした。運良くちょうど咲き始めており、時間も遅かったことから曇天の空が薄暗くなる頃までその咲き様を観察しました。〔9月19日(水)〕

↓ タカネハンショウズルがちょうど咲き始めていました。萼を開けて見頃の花も幾つかありました。


↓ 午後5時半頃の上林森林公園です。曇天のこの日はもう薄暗くなり始めていました。

↓ 背丈を遥かに越える高みに咲き始めたタカネハンショウズルの花たちです。まだ蕾が殆どでした。

↓ 先っぽに白毛の果実が出来ているのには驚きましたが、全般には蕾が主体でこれから本格的な花期を迎えるところでした。

↓ 間もなくこれらが開き始めれば花の佳境を迎えることでしょう!


↓ この花に花弁はなく、4枚の跳ね上がった花弁のようなものは萼とのこと、真ん中の筆の先のようなものは雄蕊の束とのことです。

↓ 園地の樹々も少しばかり色付いてきており、これから季節の足取りは急速に早くなりそうでした。

↓ 風穴もヒマラヤの青い芥子の花期が終わり、本格的な秋の訪れを待っているかのようでした。

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