ご近所の庭にテッセンの花が咲き始めてもう暫く経ちます。県北の山際に咲く近似種の日本原産のカザグルマがその間気になっていたので、翌日から天気が変わりそうであったこの日その自生地を訪ねることとしました。現地でいつもお世話になる方の話では、今年は4月29日(木)の昭和の日辺りが花のピークであったとのことで、我々はちょっと遅れての訪問となりました。それでもまだ残った花や遅咲きの花が沢山あって、絶滅危惧種の貴重な花を楽しむ存分に楽しむことが出来ました。〔5月8日(土)〕
↓ この日最初に出逢ったカザグルマ(キンポウゲ科センニンソウ属)の花です。自生地は何か所かに点在しますが、ここでは急斜面に開けた竹林の末端に並んで咲いていました。
↓ 色違いの花が一緒に並んで咲いていました。カゼグルマの花の色は多様です!
↓ 田圃の中の高畦に沢山の花が一斉に咲いた株がありました。
↓ 花弁のように見えるのは実は咢片とのこと。一輪に8枚の咢片が基本形で、個体によって6~13枚と多様なようです。
↓ カザグルマは落葉性のつる性の多年草で、ここでは高畦に生えた木に巻き付いて咲いていました。
↓ カザグルマ咲く田園風景です。谷間の田圃では田植え作業が行われていました。
↓ 山裾で藤の花とコラボして咲いているカゼグルマがありました!
↓ 田植え準備が整った田圃の脇に群落をなして咲くカゼグルマです!
↓ 高畦に多様な色合いのカゼグルマの花が咲いていました。一輪の紫色の雄しべは100本以上あり、白色の雌しべを包んでいます。
↓ 田植えを待つ田圃には周囲の新緑の山肌が映り込んでいました。
↓ 開花して間のないまだ幼い花です!
↓ こちらは開花途上の花と蕾のコラボレーションです。
↓ これから青春を謳歌せんとするかのような勢いが感じらる花でした!
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