修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

立久恵峡に立ち寄る

2018-07-22 20:09:21 | 散歩道

  大田市でのフウラン行脚を終えての広島への帰路にちょっとだけ遠回りをして出雲市の南部にある立久恵峡に立ち寄ってきました。この峡谷にもフウランがあるとの情報が直接の契機でしたが、フウランの咲く岩場を観察すると共に、酷暑の中でしたが峡谷の見所を周回しました。〔7月19日(木)〕

↓ 神戸川(かんどがわ)の上流部2キロメートルに亘って安山岩質集塊岩が侵食されて形成された立久恵峡の渓谷が続きます。

 ↓ 峡谷入口の駐車場に車を置いて、神戸川に架かる不老橋を渡って渓谷の探勝路に入りました。

 ↓ 不老橋の突き当りに屹立する岩塔に沢山のフウランが着生していました。

 ↓ 岩塔に着生したフウランをアップで捉えてみました。

 ↓ 1140年前に青い大きな亀が金色の光を放つ如来様を背中に乗せて現れたと伝えられる亀が淵です。

 ↓ 対岸に温泉宿を望む神戸川の静かな流れを見ながら探勝路を遡って行きました。

 ↓ 探勝路脇に大きな地蔵尊像が立っておられました。

 ↓ マメヅタ(ウラボシ科マメヅタ属)がびっしりと着いた岩壁の下を行きました。

 ↓ こちらの岩壁にはイワヒバ(イワヒバ科イワヒバ属)が密集していました。別名のイワマツの方が馴染みです。

 ↓ 霊光寺に近付くと五百羅漢と千体仏が探索路沿いの岩壁と岩壁下に祀られていました。

 ↓ 夥しい石仏がイロハ別に分けられて祀られていました。

↓ 濃い苔に包まれた石仏も数多祀られていました。

 ↓ 丸太を主体に建てられた霊光寺の本堂です。背後に天柱峰が聳えます。亀が渕に現れた亀の背の乗っていた如来様は天柱峰に祀られたと伝えられています。

↓ 霊光寺から下って浮嵐橋を渡ってから対岸の天柱峰、屏風岩を見上げました。

 ↓ 6月の神戸側右岸の崖に咲くというイワギリソウ(イワタバコ科イワギリソウ属)が今年はもう結実していました。

 ↓ 集塊岩の岩峰を見上げました。左が屏風岩、右がろうそく岩です。

 ↓ 神戸川の川岸から数百メートルの高さに競り上がる岩峰の雄姿が立久恵峡の最大の魅力でしょうか!

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