広島県北東部の庄原市東城町と神石高原町にまたがる国の名勝の帝釈峡を訪ねました。石灰岩の台地に刻まれた渓谷で、比婆道後帝釈国定公園の中心的な所です。広島を早出したことから午前7時には到着して、暫し早朝の帝釈峡を歩きました。〔5月17日(木)〕
↓ 帝釈峡のハイライトの雄橋(おんばし)。石灰岩が侵食されて出来た天然橋です。
↓ 上帝釈の駐車場に車を停めて帝釈川沿いに続く遊歩道を下って行きました。
↓ 早朝でまだ開いていない鍾乳洞・白雲洞の入口から帝釈川の渓流を見下ろしました。
↓ 高さ8メートルの天然橋の「鬼の唐門」。古い鍾乳洞が崩落して入口だけが残ったものと言われています。
↓ 高さが約10メートルの石柱が林の中に立っていました。「鬼の供養塔」と呼ばれる名所です。
↓ 遊歩道の路傍に咲くジュウニヒトエ(十二単)(シソ科)。
↓ やや白味を帯びた碧い水流を縫うように左右の岸辺に渡りながら遊歩道は続いていました。
↓ 遊歩道を飾るヤマブキソウ(ケシ科)。
↓ 帝釈峡の森の緑も深まってきていました。
↓ 群れて咲くコケイラン(ラン科)が路傍の斜面にありました。
↓ 渓谷を横断するように屹立する自然橋「御橋」(おんばし)です。
↓ 御橋の天井部を見上げてみました。
↓ 渓流は断魚渓と呼ばれる急流域にかかり流れを増してきました。
↓ 遊歩道を離れた叢にはオドリコソウ(シソ科)の群落が広がっていました。
↓ 輪生状態で咲くオドリコソウ。ピンクが標準色のようです。
↓ 白色の花も所々で見受けられました。
↓ 緑陰の東屋で暫し休憩を取りました。