例年最も遅く紅葉の見頃を迎える広島市東区戸坂の琴比羅神社を訪ねました。紅葉が遅い年にはこの頃に見頃なのですが、紅葉の早かった今年はここもまたほぼ散り果ての状態でした。ちょうど冬型の気圧配置となって一気に寒くなってきた時でしたので、真っ紅な落葉の絨毯を踏みなが行く秋にお別れを言うような塩梅となりました。〔12月7日(金)〕
↓ ここは岩壁に囲まれた谷間の奥の神域です。紅葉の盛りには全体が錦色に染まりますが、今はもう初冬の憂いが支配していました。
↓ 自然石で築かれた石段に紅い落葉が堆く積もっていました。
↓ この神域を抜けて松笠観音寺、松笠山へと続く登山道が伸びています。
↓ 神域には小さな滝が懸かっていることから、瀧の宮とも呼ばれています。
↓ かつてはこの谷間に社殿もありましたが、水害で流されてしまい、今は岩壁の下に小さな祠があるだけの寂しい状態です。
↓ 岩壁の上から俯瞰した狭いながらも森閑とした神域です。
↓ 名残りの紅葉が頭上にありました!
↓ モミジの落葉で紅色に染まった境内です。
↓ 境内に立派な石の標柱が建てられています。
↓ 静かに冬の訪れを待つ境内です。
↓ 神域のある谷間への入口に建つ龍泉寺観音堂です。JR芸備線戸坂駅の裏手にあり、広島新四国88カ所の番外霊場でもあります。