三段峡・夏の花探しの続編です。 残念ながらこの時期に咲く渓谷の花は多くありません。それだけにナツエビネやミヤマウズラは貴重な花と言えます。イワタバコも三段峡には多いのですが、猛暑の上に雨がなく半分干乾びた姿が多く今回は写真には納めませんでした。とは言え、歩いてみると予期せぬシーンにも巡り会えて、渓谷歩きがより楽しいものになりました。〔8月9日(木)〕
↓ この日三段滝には珍客の訪問がありました。
↓ 透き通った清流を眺めながら横川(よこごう)川を遡って行きました。
↓ 途中から三段滝方面への巻き道に入りました。
↓ 巻き道から柴木川沿いの遊歩道に出ました。ダムに滞留した水ゆえかちょっと茶色に濁った柴木川の流れを遡って行きました。
↓ 遊歩道沿いに咲くミズヒキ(タデ科イヌタデ属)、これも夏の花です。
↓ 数少ないもののヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)もちらほらと見えました。
↓ ミヤマウズラ(ラン科シュスラン属)に寄ってみると、意外にも毛むくじゃらのボディをしています。
↓ ナツエビネの花をアップで見てみました。上に反り曲がった萼片や下に伸びた唇弁など独特の形状が面白いものです!
↓ この日三段滝の大きな滝壺に2人のアングラーの訪問がありました。川下からここまで釣り登って来られたようでした。珍客とは彼らのことです。
↓ ここで渓流釣りの釣り人を見るのは初めてのことでした。三段滝とアングラーは絵になる取り合わせです
↓ 滝壺に向かって果敢にチャレンジ中のアングラー!
↓ この日は三段滝で折り返して、柴木川沿いの道を水梨口へと引き返しました。
↓ 遊歩道沿いに今一番多い花はクサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)でしょうか。だが整った形をした花は少ないものです!
↓ 葭ヶ原(よしがはら)付近で横川川が柴木川に合流します。水梨口へと向かう道沿いの澱みは清濁の水が混じり合って青緑色を呈していました。