8月11日(金) 山の日
山の日のこの日、知り合いに案内してもらって安芸高田市の谷間の湿原に見頃を迎えたサギソウを見に行ってきました。この日も広島県には高温注意情報が発表された暑い日でしたが、ちょうど見頃を迎えたサギソウの群落を始め明るい谷間の豊かな自然を存分に堪能することが出来ました。
左右対称のニ羽のシロサギが飛び立つかのようです。
細い渓流の谷間に沿って広々とした湿原が広がります。
湿原の草原にサギソウが咲き誇っていました。
ここのサギソウは皆思い思いの方向を向いて咲いているようでした。
細い流れに沿った土手を群落をなして彩るサギソウです。
アップで見ると、なかなかに立派な咲きっぷりです。
流れの脇に静かに咲く一輪のサギソウがありました。
この角度で見るとまるで舞うかのような容姿に見えます。
歩いて行ける最奥の湿原に辿り着きました。
最奥の湿原にはハッチョウトンボの姿がありました。体長2センチメートル余の小さなトンボで、紅色は雄です。
こちらはちょっと地味な色合いの雌のハッチョウトンボです。
最奥の湿原にもサギソウの姿がありました。
草原のすぐ隣の樹林の林床は分厚いフワフワの苔に覆われていました。
別の谷筋にも入ってみましたが、そこにもサギソウが咲く湿原が広がっていました。
その湿原の縁にミミカキグサが咲いていました。初めて見る花でしたが、1センチメートルにも満たない小さな花でタヌキモ科の食虫植物とのこと。