修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

瀬戸谷遡行~瀬戸の滝から十方山立岩登山道へ

2015-10-19 11:21:23 | 山歩き
10月18日(日)

 週末の好日に山の会のメンバー5人で十方山の瀬戸谷を遡行してきました。瀬戸の滝から瀬戸谷に上がり、左谷出合から右谷を辿り、大ビラメノ滝を越えた先の二股から本流を離れてウシロヤマ谷に入り、途中から枝沢を詰めて三ツ倉北側で十方山立岩コース登山道に出てそのまま下山しました。山上から足早に紅葉前線が下ってきている中、好天に恵まれて心地よい沢歩きを楽しめました。

瀬戸谷から落下する瀬戸の滝。高さ約60メートルの2段の滝であるが、上段の滝は下からは見えない。


瀬戸の滝の右手のアライ川をちょっと遡ったところから滝上への踏み跡に取り付いた。草つきと岩場の懸崖を登る。


懸崖の中ほどから瀬戸の滝の上段を見ることが出来る。


瀬戸の滝の上に上がって直ぐの「大休み」と呼ばれる地点。ここで右岸に渡って木馬道跡を辿る。


かつて人が住んでいたことを彷彿させてくれる石垣が今も所々に残っている。


左谷出合。ここは右手の右谷を採って更に奥へと進んだ。


登山口をスタートしてから約2時間、それまでの比較的平凡な渓相が変わって行く手にゴルジュが見えてきた。これからこの日の核心部に入る。


三ツ岩の上流部は大きな岩が転ぶ川床を遡って行く。


数メートルの滝と二段の細長い渕が続く「大ビラメの滝」。かつて大きなヒラメ(アマゴ)が群遊していたのでこの名があるという。ここは左岸を高巻く。


核心部を抜けるとすぐに右手からウシロヤマ谷が下ってきていた。この二股で右谷本流から離れてこのウシロヤマ谷へと入った。


渕を跨ぐ倒木の上を平均台を歩く要領で渡って行く。落下すると渕の中だ!


ウシロヤマ谷には小さな滝や渕が連続していた。川床を進めない時には都度左右の崖の上を高巻いた。


30分のランチタイムを取った後、枝沢に入り尾根上を通る立岩登山口からの十方山登山道を目指した。


登山口を出てから4時間20分で十方山登山道で出た。この日は山頂は目指さずそのまま登山口へと下った。


登山道5合目から見上げた十方山の山頂部はもうすっかり紅葉していた。


この日の軌跡


 立岩登山口8:16・・・・8:31瀬戸の滝8:35・・・・8:49大休み・・・・9:29左谷出合・・・・9:51(休憩)9:58・・・・10:13大ビラメの滝・・・・10:54ウシロヤマ谷出合・・・・11:34(昼食)12:05・・・・12:12枝沢に入る・・・・12:36立岩ルート登山道12:55・・・・13:40(休憩)13:49・・・・14:10立岩登山口
コメント
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