秋の東北・岩手山～紅葉の中腹、烈風吹く山頂部

９月２９日（火）

　早くも山々が秋色に染まり始めたという東北からのニュースに促されて、広島から愛車を駆ってのロングドライブを楽しみつつ東北の名山巡りに行ってきました。初日は、天気予報が最も良かった岩手県の岩手山を訪ねました。

柳沢コースを採り、登山口の馬返し駐車場から岩手山を仰ぎながら出発です。


登山口から約１時間半で２.５合目に到達。ここから尾根筋を登る旧道ルートと樹林の中を登る新道ルートが分かれる。我々は足場の良い新道ルートを採った。この辺りから紅葉が美しくなって行った。


３合目を過ぎると紅葉は一際鮮やかになってきた。


もう直ぐ４合目といった所、彩り豊かな紅葉の森が拡がる。


４合目を過ぎて急坂を登って行きながら、見事な紅葉越しに麓を俯瞰する。


紅葉した尾根越しに北上の大地を俯瞰する。


ナナカマドの紅い実は秋の到来を象徴する。


旧道の通る尾根筋の紅葉もなかなかのもの。


６合目辺りからハイマツが姿を現した。


７合目直下で、俄かに天気が変わり、アラレが降り始めると共に周囲はガスに巻かれた。


８合目避難小屋。ガスに巻かれた上に風が強くなってきた。


不動平まで上がり、山頂の薬師岳への道を採ったが、山頂部は立っているのがやっとの強風吹く世界で、身の危険を感じたのでここで撤退の決意をした。


高度を下げて行くと風はまだ強いものの、眺望は相変わらず上々であった。


この日の軌跡