一期一会

日々是好日な身辺雑記

鍋割山からロックガーデン

2022年11月17日 | 山登り
昨日はジムの休館日だったので、今年最後となるであろう低山ハイクに御岳山から鍋割山へ行ってきた。朝6:30に家を出て小平、拝島、青梅と乗り換え8:20に御嶽に着く。電車は平日の早い時間にも関わらず老若男女リュックを背負った登山姿の人達で混み合っていた。
青梅から奥多摩までの電車は青梅街道に沿って走っており、そこを10年以上青梅マラソンで走ってきたので、車窓からの風景は懐かしいものだった。降り立った御嶽駅前は青梅マラソンでの11km地点で、ここを1時間以内で通過する事を目標に走っていた事を思い出した。
駅前からケーブルカー駅までのバスは増発され2台となっていた。





御岳神社への参道は紅葉で色づき、満員だったハイカーの賑わいを避ける為に先頭を歩き、奥の院から鍋割山、ロックガーデンというあまり一般的でないルートをとった。大岳山への巻き道と奥の院、鍋割山への分岐の案内板には、上級者へのルートとなっていたが、これはあくまでハイカー向け表示だと思うが、それなりの登りがあり、鍋割山から巻き道への下りは足場が悪かった。10:45に着いた鍋割山は1084mの低山ということもあり、樹々に遮られ展望はひらけなかった。
(ロックガーデン綾広の滝)





鍋割山から下ってロックガーデンには11:30頃に着き、綾広の滝やロックガーデンの紅葉を見ながらトップ写真の長尾平まで戻ってきてここで昼食。今回も朝コンビニで買ってきたおにぎりとおいなり、蓮根と牛蒡のサラダ、家からサーモボトルに入れてきたお茶と茹で玉子だった。
普段コンビニはサンドウィッチを買うくらいだが、今回おかずを見てそれなりの種類があるのと、1人用としてスーパーの惣菜より量が合っていると思った。そしてたまにはカップヌードルにおにぎりも捨てがたいとも。


帰りはバスの待ち時間が30分くらいあったのでケーブルカー駅から御嶽駅まで歩き、電車を乗り継いで15:30に帰宅した。御岳山とロックガーデンには何回か来ているが、鍋割山は初めて登ったがいま一つだった。三頭山から奥多摩湖の紅葉見物も考えたが、展望と紅葉からするとそちらの方が良かったかとも思った。

そういえば、先週土曜日19:30からNHK BSで(にっぽん百名山スペシャル 秋の穂高 3000mの峰々へ)と題した山番組が放送された。(山と渓谷)の萩原編集長と女優の工藤夕貴、タレントの金子貴俊、イラストレーターの朝日陽子が3つのチームに分かれ、涸沢岳、前穂高から奥穂高岳、そして岩の峰ジャンダルム、大キレットから北穂高岳へ登った。全て山岳ガイドがザイルを付けてサポートしていたが、この5つの3000m峰にはジャンダルム以外は登ったことがあるが、もう登ることはないだろう。
脚力の衰えは感じないが、ヨガをしているとバランス感覚の衰えは感じるので、岩場の下りの自信がない。

そして放送された萩原編集長と工藤夕貴と5名くらいのTVクルーとは、涸沢カールへ行った時に本谷橋から横尾への下りですれ違った。萩原編集長はNHK BSの山番組でよく見るので直ぐに気づいたが、後に付いていた女性は、下を向き足元を見ながら上ってきたので工藤夕貴とは気づかなかった。

さて次の日帰り登山は何処に行くか、北アルプスの山々は10月の中旬を過ぎると、山小屋も閉まり冬山になっている。



中間決算

2022年11月15日 | 日記

先週末の米国と日本の株式相場は米国消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回ったことにより、FRBが利上げペースを緩めるのではとの期待観測でNYダウが1200ドル以上上げ、NASDAQも7.4%高と大幅に上げた。これに伴い11日(金)の日経平均も840円高となり、2ヶ月ぶりに28000円を回復した。保有銘柄も全面高で、中でもテクマトリクス/106円高、チェンジ/132円高、TOWA/135円高、フェローテック/190円高といづれも7〜8%と大幅高になった。
この株高がFRBの利上げ緩和期待という思惑相場だという事で、今週はFRBの地区連銀総裁がタカ派発言で市場の利上げ楽観期待を抑えようとするだろうから、それに対する市場の反応に注目だ。

そして昨日のフェローテックとGNIの決算発表で保有銘柄全ての決算が出揃った。GNIは12月が本決算だが他はQ2の中間決算で、アンリツが通期業績予想を下方修正した以外は、増収増益の通期業績予想の据置と上方修正となった。フェローテックとGNIは半導体関連と医薬品創薬の業種の違いがあるが、どちらもCEOが中国系である事、子会社の中国(香港)上場計画、主たるマーケットが中国という共通点がある。今まで20〜30%で利益確定というスイングトレードを投資スタイルにしているが、この2社はグロース株としての上昇に期待して中期保有を考えている。これもエムスリー とSHIFTが利益確定後に5倍まで上昇した反省から来ている。

そんな2社の決算発表は、どちらも通期業績予想の上方修正となった。フェローテックは売上げ、利益ともに50%くらいの増収増益となり、配当も70円から100円に上方修正した。
GNIは創薬ベンチャーというその事業性格から、決算短信での表面的な数字だけでなく、中身を読み解く必要がある。業績予想は前期比売上げ42%増、営業利益26%増の上方修正となった。
数字以上に気になっていた子会社北京コンチネントの香港証券取引所への上場は、8月に上場審査委員会の承認を得たが、資金調達環境の逆風により遅れているが最新情報は適宜提供しますと決算報告書にあった。
そしてブロックバスターとなる肝線維症治療薬F351の第3相臨床試験は順調に進捗しているとあった。

保有銘柄に関して気になっているのが、アメリカの半導体技術の対中輸出規制で、製造装置、ソフトウェアと広範に対中輸出規制の網をかけている。この輸出規制の影響を受けて10日発表の東京エレクトロンの通期業績予想が従来の20%増から一転8%の減益となった。
半導体製造装置関連ではTOWAとフェローテックへの影響と、SCREENの株価の動きを注視している。

先週末は株式市場以上にアメリカの中間選挙の行方を注視していた。結果的に民主党がネバダ州の勝利で上院の過半数を維持した。ジョージア州は12月6日に決戦投票になるが、多分民主党のラファエル・ウォーノックが勝つだろう。今回の中間選挙事前予想の共和党のレッド・ウェーブが起きなかったのはトランプとMAGA候補への警戒からだろう。トランプは相変わらずの阿呆ぶりだし、そのトランプが推すMAGA候補も2020年の大統領選の否定とか極端に質が悪い。
選挙前からマコーネル共和党上院院内総務がMAGA候補について(タマが悪い)と言ってたが正にその通りの結果だった。(タマの悪さ)という点では、まだ選挙結果が出ていないアリゾナ州知事選挙の共和党候補のカリ・レークは(ハイヒールを履いたトランプ)と言われているが、質の悪さは出色であり、開票が遅れ大接戦となっているが落選になるだろう。

ウォールストリートジャーナルはこの結果に「共和党の問題は単純、あまりにも多くの候補が変わり者か愚か者、有権者が関心を持たないトランプ氏への忠誠心以外には、ほぼ何の取り柄もない者が、候補者のあまりに多く占める事になったことだ」
保守メディアのウォールストリートジャーナルの意見なので、的確な分析なのだろう。

さてトランプは明日2024年大統領選挙への出場表明を行うか、その阿呆ぶりに野次馬的関心を持って注目している。


紅葉の西沢渓谷へ

2022年11月01日 | 山登り
涸沢カール紅葉登山の次は、山梨県の西沢渓谷と決めていた。過去に2回、紅葉の時期に行っており、涸沢カール同様紅葉の名所として人気が高い。例年見頃が10月中旬から11月上旬ということで、2週間前からネットでの2週間天気予報と、紅葉情報サイトWakerPlusでチェックしていた。
このサイトは全国の紅葉名所の最新の情報やエリア別の人気ランキングも見れる。
因みに西沢渓谷は山梨県では河口湖、昇仙峡に次いで3位となっている。

紅葉情報は青葉→色づき始め→今見頃とモミジの色とあわせて表示され、10月中旬から毎日チェックしていたが色づき始めから変わらなかったし、天気予報も晴れマークの日が少なかった。
隠居の身なので、(見頃の晴れた日に行けば)と思われるだろうが、土、日は混雑で避けたいし、平日もジムのヨガは休みたくないので、休館日の水曜日がベストだが、天気予報と見頃時期と水曜日での設定が難しい。そんな状況が続いていたが、先週は寒さが厳しくなり、これで山の紅葉も進むだろうと天気予報が晴れマークだった31日(月)に決め、ヨガの予約もキャンセルした。そしてずうっと(色づき始め)だった紅葉情報も日曜日には(今が見頃)と変わった。

そんなことで昨日朝6時に家を出て、3回電車を乗り換え、高尾から中央本線甲府行きで西沢渓谷に行ってきた。休み明けの月曜日と高尾発7:07ということもあり、登山姿の人達もそれほど多くなかった。
電車が8:12に塩山に着くと5、6人の登山姿のグループが降りたので、大菩薩嶺に登るのかと思った。標高2073mのこの山には20代の頃に山小屋一泊で登ったことを思い出し、男女混合シニアグループでリュックも小さく、西沢渓谷行きなのかと思った。

西沢渓谷行きのバスは土、日の運行のはずだがと思いながら、改めてスマホで確認すると8:30発のバスは土、日運行となっており画面を左へスワイプすると10/1から11/31は毎日運行となっていた。
西沢渓谷へのアクセスは山梨市駅からのバスとなっていたので、8:24着9:12発のバスを予定していた。塩山駅での特急通過待ちに確認出来て良かった。塩山で下車しバス停に立っていたら同年代の男性から(西沢渓谷行きのバスは••)と声をかけられた。
千葉県船橋市を5:00に出たという彼も私と同じ勘違いをしたらしく、山梨市から乗るつもりだったとのこと。塩山から乗ることによって40分早く着くことになった。
バスはミニバスで20名弱の乗車で、西沢渓谷までは1時間で、隣り合わせに座った船橋の男性とは山の話しをしながら来た。













バスは9:30に西沢渓谷に到着したので、自家用車利用以外では1番早い到着だろう。
西沢渓谷は一周10km4時間のコースだが、平日の早い時間のスタートだったので、混み合うこともなく、ゆっくり幾つもの滝を眺め、渓谷の紅葉を楽しめた。

ただ西沢渓谷一番の見所である七ツ釜五段の滝は、滝見橋の崩落で通行止めとなり見れなかった。迂回路を通り登りきったところで、昭和8年から昭和44年まで丸太を運んでいたトロッコ軌道跡に出る。そこを暫く歩くとベンチ6つ置いてある大展望台に11:45に着きここで昼食。
前はコッヘルでお湯を沸かし、コーヒーやカップラーメンを作ったりしたが、最近はやらない。今回はサーモボトルにお茶を入れてきて、コンビニで買ったオニギリ、サンマ缶詰、魚肉ソーセージ、それに家からの茹で玉子での昼食だった。
サーモボトルの保温状態が良いのを確認したので、コッヘルを持って行かなくても、
コーヒーやカップスープを飲めるので、サンドウィッチと果物といういつものランチと同じ物を取れる。そもそもカップラーメンは食べなくなった。食べる物の好みも変わるのだ。
そんな昼食とトップ写真の紅葉の山を見ながら大展望台で30分ほど過ごし12:15に下る。特に早足でもなかったと思うが西沢渓谷のバス停に13:00に着く。ちょうど13:10発の塩山行きのバスがあり乗車。私の他に乗客は2人だけだった。
当初のプランは15:10発の山梨市駅行きのバス乗車だったが2時間早かった。
23日から紅葉の京都旅行だが、その前に日帰り登山に行ける色づく山があるか調べよう。





現在登山用リュックは50ℓと35ℓを持っているが日帰り登山だと持っていく物が少ないので大き過ぎる。25年くらい使った20ℓのノースフェイスのリュックは昨年壊れ捨てたので、土曜日に新宿に買いに行ったのだが南口のエルバースが改装中、ビックロの8階にあった石井スポーツは閉店、ハルクB1Fにあったアウトドアショップ数店も模様換えで無くなった。
モンベルと西口の石井スポーツだけが登山用品の店なのだが、そこにも20ℓのリュックの数は少なかった。
家にはトレイルラン用のデイバッグがあるが歩きで使うのは気恥ずかしい。

そんな事を遊びに来ていた娘とカミさんにしたら、2人でプレゼントすると言うので、
帰りの電車内のネットで見つけたドイツのリュックサックメーカーdeuterの20ℓのリュックを注文した。
コロナ禍で山小屋も人数制限していることや、岩稜の山は難しいので否応なく日帰り登山が増えると思うので、20ℓのリュックは使い勝手は良いだろう。