一期一会

日々是好日な身辺雑記

丹沢・塔ノ岳へ

2013年08月12日 | 山登り



8日(木)は休みだった。第二の職場は月15日勤務なので基本的には木曜日に休みをとっている。
いつもの木曜日は午前中にテニスをしているのだが、流石に運動禁止警報が出るくらいの猛暑なので、
8月は休みとなっている。土・日の混雑を避け、この平日休みを利用し丹沢の塔ノ岳へ行ってきた。

いつもの日帰り登山の通り、オニギリと胡瓜の浅漬け、そしてオレンジを持って。
水は500mℓのミネラルウォーターのペットボトルを凍らせたモノと、1ℓの水筒に麦茶を入れ持って行ったが、結果的にこれでは足りなかった。それでどうしたかはこの後で。

塔ノ岳へは大倉とヤビツ峠からの、二つのコースがあるが、今回は丹沢表尾根縦走路の
ヤビツ峠から登り、大倉へ下りるコースをとる。
平日でバスの本数も少ないので、その時刻に合わせ家を6時10分に出る。
武蔵野線の秋津駅、南武線の府中本町駅と乗換え、登戸駅で小田急線急行に乗り、秦野駅着が8時9分。
駅前からのヤビツ峠行きのバスが8時17分発だがバス停には既に10数人の行列が。
日帰り登山にはこのバスしかないのだが、大した込み具合ではない。少し小さめのバスだったが座れた。
ヤビツ峠までのバスの所要時間は40分程で、秦野の町が眼下に広がる位の標高を上っていく。
地図で見るとヤビツ峠が761mなので塔ノ岳との標高差は730m位で、所要時間は塔ノ岳まで4時間35分。



県道を15分位歩くと登山口があり、そこから1時間程で縦走路の最初のピーク二ノ塔に着く。
1時間歩いて5分の給水休憩を取るというペースで、上ったり下ったりしながら、三ノ塔、鳥尾山、行者ヶ岳と表尾根を進む。丹沢は国定公園ということもあってか、道も良く
整備してあり、要所要所にベンチも設置してある。行者ヶ岳を過ぎた辺りに鎖場があるが、特に危ない所でもない。



この日、下界は猛暑だったのだろうが、山はガスが掛かった曇り空で比較的歩き易かった。
塔ノ岳山頂に着いたのが13時15分。山頂は広々としており、ベンチの数も多い。
そして山頂の北側には尊仏山荘が建っている。山頂にいた人は10数人。
やはり真夏の平日ということもあり、東京近郊の丹沢にしては少ないほうだろう。
晴れていたら富士山が見えるらしいが霧で何も見えない。

ベンチに座りオニギリと胡瓜の浅漬け、オレンジの昼食を取る。ここまでセーブしながら飲んできた水筒の麦茶も、この昼食で空になる。地図を見ると20分程下った所に水場があるらしいが、
面倒なので尊仏山荘でペットボトルを買うことにする。500mlのポカリスエットが500円。ヘリコプターか、下からの担ぎ上げだろうから当然の価格だろう。



昼食を終え一休みした13時45分にバス停のある大倉へ向け下山する。
ペットボトルの残量を気にしながら、ひたすら速足で下山し、16時20分に大倉バス停に着く。
ここは大倉からの登山口で駐車場やレストランもあり、水道の蛇口が2個あったので、
ここでタオルを濡らし、身体を拭き、着替える。
そして50分発のバスに乗り小田急線の渋沢駅へ。登戸、府中本町、秋津と乗換えて帰宅が20時。

奥多摩と比べると丹沢は日帰り登山には少し遠いが、静かな冬の時期にまた行ってみたい。





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