一期一会

日々是好日な身辺雑記

海外旅行あれこれ

2023年10月24日 | 旅行

 



上海旅行帰国日の20日(金)は帰りの便が13:45なので、タクシーで11;00にホテルを出れば良いので、それまで近辺をプラリ歩きしながら朝食を取ろうと婁山関路駅に向かう。前に行った市場を再度覗き、その安さを再認識する。シャインマスカットは日本では高いので買ったことはないし、厳密には品種が違うのかもしれないが、それにしても安い。





その市場の向かいにいつも行列ができている肉饅の店があり、5種類の中から一個3元で2個買ったが、パックに入れてもらい20個くらい買っていく人もいる。買った肉饅は前に入ったカフェの2階でパンとラテと一緒に食べる。日本ではスタバで持ち込み肉饅は食べれないが、ここは中国、大人の国である誰もそんな事は気にしないだろう。
カミさんは(美味しいわね!)を連発し、いたく感激の様子。Wechatで息子に伝えたら同意の返信があったらしい。味オンチの私もコンビニで買うヤマザキの肉饅よりは美味しいと思った。
 




地下鉄、新幹線と移動に関わる入りと出は
チェックされるが、帰りの出国手続きはより厳格で、最終段階の顔認証では(もう出ていくのだから• •)とも思った。アステラスの役員はここで拘束されたのだろう。蘇州観光中に日経速報で拘束から逮捕されたとのニュースを知った。アステラスがノーコメントなので背景や事実は知らない。黄山登山中にも日経速報で谷村新司の訃報が届いた。カミさんにそれを伝えたら、ガイドの孫さんも驚いて自分のスマホで確認し、何日か前に亡くなっていたのだと教えてくれた。谷村新司は(昴)で中国でも有名らしく、2010年の上海万博にも招待された。
 
そんな上海旅行も13:45の便に乗り、羽田からはバスで20:30に帰宅した。4年振りの海外旅行は楽しかった。息子からはまた来てと言われ、雲南省、福建省の客家土楼と行きたい所はあるのだが、思ってた以上に個人旅行の壁は高かった。来る前にネットでだいぶ調べ、それなりの前知識はあったのだが• • 。
 
ホテルの支払いはともかく、クレジットカードが使えないレストランがあった。その時は息子が一緒だったので彼のカードを使った。AliPayも使える所と使えない所があり、それは地下鉄やコンビニでも店によった。
私とカミさんの決済口座は三井住友と三菱UFJの違いがあり、小遣い財布口座と家計全般口座という性格の違いがある。旅行は家庭のイベントなのでカミさんが持つ三菱UFJに紐づいたカミさんのカードやAliPay をメインに使っていた。
AlIPayも全ての店で利用できるのだが、三菱UFJからの(フィッシュング詐欺の恐れ• •)のメッセージが出て決済されず使えないことがあるのだ。金額によるのかとか色々推測したが分からなかった。
 
息子からは事前にAliPayが使えない事もあるのでWeChatPayも、とのアドバイスがあり、アプリの設定をカミさんがしたがパスポートの読み取りなど設定が面倒のようで失敗し、私の分だけ成功したが、あいにくパスワードを書いた紙を忘れてきたので、使わなかった。AlIPay、WechatPayもVISAとの連携は7月末に始まったばかりなので、まだ問題もあるのだろう。ただガイドの孫さんが(中国人は財布は持たずスマホだけ)と言ってたが、これが使えないと身動きが取れない。因みにショッピングモールでVISAカード、コンビニで自分のを使ってみたが問題なかった。決済口座は三井住友で、息子も振込口座からすると三井住友だろう。我が家はメインが三菱UFJの2つの口座で、三井住友は小遣い口座というだけで、この話に全く他意はない。
 
8日間の旅行で、7月にこのブログの(中国旅行事情)に書いたBusiness Insiderの記事「4年ぶりに渡航した中国はデジタルガラパゴスだった。オンライン化と実名制徹底で外国人は実質排除」という記事の通りだった。上海、黄山、蘇州と廻ってみて欧米や日本からの旅行者は見かけなかったし、日本語の会話を耳にすることもなかった。
 


そんな上海旅行から帰った翌日に、来年5月中旬のパリ行きのエアチケットをネットで購入した。これは元々2020年の秋に計画して、コロナ禍により中止したものだ。
息子家族が春先に一時帰国すると聞いていたので、その日程を確認してからと思っていた。半年以上先であるがエアチケットは圧倒的に早得なのだ。
それに中近東情勢の不安定による原油高で、サーチャージも上がるだろうと思っている。
 
 
何回か利用したことがあるエアトリ(前DeNAトラベル)、日本の比較サイトのトラベルコ、イギリスの比較サイトSkyScannerで検討していた。エアチケットは価格だけでなく、乗換え待ち時間も決め手となる。ウクライナ戦争がなければロシアのアエロフロートの直接購入が一番良く、直前のキャンセルも可能だった。
 2019年のドイツ、オーストリア、ハンガリー旅行で利用した。
 
9月から4月中旬のパリ行きを検討したら、SkyScannerで中国国際航空の北京乗換えが料金、所要時間ともに一番良かった。それが上海行きの直前に調べたら料金が上がり、北京での乗換え時間も長くなっていた。
上海滞在中に1ヶ月先の5月に替えて検索したら同じ便が出てきた。そこで帰国した翌日に早速ネットで購入した。次いで座席指定をしたら羽田発が30番台、北京発が50番台で、その前の席は既に売れていたのだ。
そう言えば、上海旅行は往復息子が座席指定してくれたのだが、非常口近くのCAさんと向かい合う席だったので、足が楽だった。
 
JALの直行便は倍以上、他の航空会社も10万円くらい高かった。息子に中国国際航空の事を聞いたら、ナショナルフラッグだから大丈夫だろうと。他のサイトには中国東方航空の上海乗換えの便が載っていたが、10万円くらい高く虹橋空港から浦東空港への乗換えとなっていた。旅行会社や比較サイトで、取り扱い便が違うので色々検討すべきだ。
 
パリのホテルも検索してみたが料金は上海の3倍くらいだ。ホテルは逆に直前得割だが、この円安で食事代も高いだろう。
パリは初めてだが、主目的はプロヴァンス地方のアルルやアヴィニヨンなので、正味8日半の滞在を、カミさんの意見も聞いてパリとの日数割当てを決めよう。
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