一期一会

日々是好日な身辺雑記

セビーリャ/カテドラルとフラメンコ

2015年05月27日 | 旅行


26日(火)は朝起きてから、翌日の行き先とホテルを決めねばと思い検討の結果
白い村アルコス・デ・ラ・フロンテーラに行くのをカットし、断崖絶壁の町ロンダに行く事にして、
いつも通りTripadvisorの口コミを参考に予約する。
5/31のグラナダを縛りに、それ以外は制約のない、風の向くまま(気ままな旅ガラス)状態である。



9:30からだと思っていたカテドラルのカテドラルの開館は11:00だったので、Cafeでゆっくり朝食を摂りながら待つ。
前日見た彫刻が刻まれたゴシック様式の外観の巨大さに驚かされたが、内部の礼拝堂 、ステンドグラス 、木製の祭壇
の素晴らしさにも驚く。コロンブスの墓は、レオン、カスティーリャ、ナバラ、アラゴンの4人の国王が棺を担いでいる。

これに、コロンブスがカスティーリャ王国の女王イザベル1世の援助の元に行った大航海がスペインにもたらした膨大な富と、
それを支援したカトリック教会との関係を表している。コロンブスは唯の冒険者ではなかったのだ。
それにしてもサグラダファミリアから始まり、幾つも大聖堂を見てきたが、どれも壮大で長い年数をかけて作られたものだ。



この後はセビーリャの見所の一つである旧ユダヤ人街であるサンタクルーズ街を散策する。
スペインの旧市街は迷路のような作りなので、サンタクルーズ街も何処から何処までと明確には分からない。
セゴビア、コルドバと同じくアルカサールやカテドラルに近くにあることが、
西カリーフ王国を経済で支えたユダヤ人の力を表している。
サンタクルーズ街には多くのタブラオ(フラメンコショーをやるレストラン)やBARがあるので観光客で賑わっている。

その前日予約した8:30のフラメンコショーを5:00に変更してもらっていた。ホテルから直ぐ近くがサンタクルーズ街で、
そこにはフラメンコショーを見せるタブラオが何店もあるが、どうせ見るなら本格的なものをと思い フラメンコ舞踊博物館のショーを観る。







初めて観るフラメンコは、ギター演奏とカンテと言われる男性の歌い手と、踊りが一体となって演じられる素晴らしいものだった。
カンテの深みのある歌声、踊り手のカスタネットや手拍子、床を打ち鳴らす迫力あるタップのリズム、
そしてギター演奏と、(良いものを観た)という感じで、1時間のショーの後、カミさんもいたく感激の様子だった。
(星のフラメンコより良かった)などと言う不謹慎な冗談は言わない。

そんなフラメンコで感激の後の夕食は、息子のロンリープラネットにマーキングがしてあったホテル近くのVINERIA SAN TELMOへ。
セビーリャで紹介してくれたのは、イタリア料理のContenedorという店だったが、
カミさんと(新婚旅行で行ったのだから高い店でしょう)と話しこの店に。







8時オープンの店は人気店らしく賑わっていた。タパスで生ハム、サーモン 、ハーフポーションでラム肉のステーキの
クスクス付きを頼み、蒸し紫キャベツとチーズと松の実のサラダを頼んだらサラダはハーフポーションで良いだろうと。

カジュアルな感じのレストランだったが美味しかった。ホテルに戻りロンリープラネットを見たらEatingの所でTOPとなっていた。




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