一期一会

日々是好日な身辺雑記

雨の島原観光

2023年04月29日 | 旅行
今日は8:00にチェックアウトし、タクシーでレンタカー会社へ。長崎から車で移動し3日間で雲仙天草国立公園を廻る予定である。今回の旅行の話が持ち上がったのは、12月末に帰国した息子からマイレージによるチケット提供の申し出があってからである。
9月から長崎で働く姪を訪ねる事になり、それから義妹と娘とで旅行プランが練られ、当初五島列島や天草も検討されたが、最終的に雲仙島原になった。

義妹はコロナ禍からリモートワークが中心なので、姪の引越しの時、年末から正月とそれぞれ2週間くらい長崎滞在をしている。
例年正月は我が家での宴会だったが、今年は息子を含めてのZOOMでの宴会になった。今日からGWの休みに入った2人と合流する為に諫早市に住む姪の家へ。

姪はオレゴン州ポートランド生まれで、その4ヶ月後に家族4人でポートランドを訪ねた。その旅行は娘の中学受験合格ご褒美を兼ねた春休みの時期で、私より一週間前に渡米した3人は義妹の家に滞在し、6人でのスキー旅行などを楽しんだ。
私の合流後は生まれて4ヶ月の姪を含めた7人でのシアトル旅行をし、そこから我々4人は高速フェリーでカナダのヴィクトリアに渡る小旅行をした。

そんな生まれた時から見ている姪はなかなかユニークな持ち味で、容姿は身長170cmの小さなハーフ顔の美人だが、動物好きで幼少の頃からウサギ、犬、猫を飼っていた。奥多摩にキャンプに行った時は捕まえた蛇を手掴みしていた。
9月からの長崎移住にあたっても飼っていた猫を連れてきている。2年前に犬が亡くなった時は義妹と共にペットロスで落ち込んだらしい。
そんな田舎暮らしの姪の家はウグイスの鳴き声が聞こえる3DKで、一部屋全部が観葉植物で占められていた。NHK朝ドラ(らんまん)の万太郎の話をしても通じなかったのは、テレビを持ってないからで、いわゆるネット世代である。念願の田舎暮らしを実現させた姪の今後がどうなるか興味深い。



30分くらい歓談した後は、生憎の雨の中をそれぞれの車で3日間の旅行にスタート。
先ずは昼食として海岸沿いにある牟田商店という姪のオススメの牡蠣小屋へ。ここで牡蠣やサザエを買い、炭火で焼いて食べるのだがこれが安くて美味しい!15個で1000円だ。野菜などを送ってくれた気の良い姪は、今度は牡蠣を送るよと言う。
その後に寄った漁協では1.5キロの牡蠣が1000円だった。牡蠣は地元の人たちの食生活に根付いているらしく、解禁になると箱で買っていくという豊かな食生活だ。







島原観光では長さ400mにわたる武家屋敷通りを散策し、山本邸、篠塚邸という無料公開されている武家屋敷を見学し、その後は湧水庭園(四明荘)に廻る。庭内の池には一日約3000トンの湧水が湧き、錦鯉が泳いでいた。











次は義妹オススメの雲仙岳災害記念館がまだすドームへ。平成の雲仙岳噴火で何が起こり、どんな被害があったのか、資料と体感できる展示、シアターでの火砕流、土石流の迫力の映像が見れた。入場料1000円に見合ったなかなか良い施設だった。


島原から1時間ドライブして着いた2泊する雲仙温泉青雲荘は綺麗なホテルで、2部屋に分宿する和室も広く綺麗だった。
温泉は白濁の源泉掛け流しの硫黄の香りが漂う名湯だ。露天風呂もあるが生憎の雨降りで入れなかった。明日は雨もあがるので
入れるだろう。





生ビールとワインでの夕食もいつも通り盛り上がり、今話題のChatGPTを仕事で使っているという義妹や姪の話は、隠居の身には興味深いものだった。
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