年末に初スキーに行く予定。今年はボーナスで妻のスキーを新調した。
毎年、スキーの乗り納めをした後はソールにホットワックスを塗り、夏の間に埃が付着するのを防いでいる。今はスキー用の電気アイロンが安価で手に入るが、昔ながらのガスバーナーを使っている。中学生の頃、距離スキーという特殊な競技をしていたため、その頃からの年代ものだ。
家族4人+自分用のスキーボード1台の5台にホットワックスが塗られている。今度の週末はそれら全部のワックスをスクレーパーで剥がす必要がある。ホットワックスは高熱でソールに浸み込ませているため、表面についた余分なワックスは全部剥がしてしまう。仕上げにブラシで溝の中まで擦り取る。
雪面を滑ると摩擦熱でソールからワックスが出てくる仕組みだ。ただし、残念ながら一日滑るとその効果は無くなってしまう。以前はスキーに行く前日に毎回ガスバーナーで塗っていたが、最近は手抜きでスプレー式のワックスを塗ることが多くなった。
使用方法には「なるべく薄く塗って、乾いたらコルク等で伸ばす」と書いてある。しかし、裏ワザとしてこちらもサッと塗って軽く浸み込ませ、すぐに余分なワックスをふき取ると滑りが良いと、スキーボードのレーサーが教えてくれた。(当然、効果はすぐに無くなるので一日のうちに何回も塗る必要がある。)
要は、いずれのタイプもマメにやれということか。ワックスがバッチリ決まったスキー板は、前に滑るのはもちろん、回しやすさも最高だ。