イヤーモデルじゃけん

　絶賛絵本執筆ちうなわし……。

予告のとおりアンデルセンの童話を描いとるんじゃが〜……、

ハナシは現代に脚色しとるけん。

現代ちうより、はっきり年代を特定できるけん！。

そーなると、ディティールにこだわるときの苦労も大きいけん。

とくに小道具じゃなぁ……。

例を挙げれば携帯電話。

その時代にどんな機種があって、どんな機能があったなんてハナシじゃ。

ちょっとしんどかったんが、バイク……。

長い間、代りばえしないと思いがちじゃが、ジツはコマメに小変更をくり返しとるけん。

とくにグラフィックは、毎年変更されてのう……。

イヤーモデルちうと、高性能なハイパフォーマンスカーのイメージなんじゃが、

オートバイの世界じゃああたりまえにやっとるけん。

この二輪車っちうのもねんねんマイナーになっとるもんで、資料を探すのもタイヘンじゃ。

こ〜んなコトで消耗しとるけん……。