カメルーン人の夫との東京での生活をだらだらと垂れ流しております。3月にカメルーンに行ってまいりました。
家庭内異文化間コミュニケーション
「個」を見つめるダイアローグ
![]() | 「個」を見つめるダイアローグ村上 龍,伊藤 穣一ダイヤモンド社Please click here for more info. |
安倍首相が「美しい国、日本」を創るなどとおっしゃるものだから、
「美しい国、日本」とは何だろうと考えてしまう。
日本人であることに誇りを持つことができる国、日本?
掲揚された日の丸を見て?君が代を斉唱して?
憲法改正されたら?
米軍に依存することなく、自衛隊を派兵できたら?
教育基本法が改正されたら?
愛国心教育を受けたら?
JAPAN AS NO.1に再び返り咲いたら?
大学時代の担任(という言い方はしていなかったが)で
戦後民主主義や戦後ナショナリズムの形成を研究していた教授の妻が
アメリカ人だった。
家族に外国人がいる以上、ナショナリズムの問題は他人事ではないと
口癖のようにおっしゃっていた。
今、私もCという外国人と生活するようになり、日本人であることとは
どういうことなのかを以前にも増して考えるようになった。
そして、日本社会がどのような社会なのかを改めて考えさせられ、
今まで当然のこととして享受してきたあらゆる価値を
新たな切り口(この本で言うところの「外側」ということかもしれない)
から見ることによって、それらを世界の中でも希少なものとして、
時には問題として認識することができるようになった。
「日本は、という主語を使うことに抵抗を感じた始めたのはいつだっただろうか。」
という村上龍氏の1文目がまず刺さった。
「日本」とか「日本人」というくくりで何かを語ることに
違和感を覚えている人は少なからずいるはず。
この本は、「美しい国、日本」を創ろうなどと言われている
今だからこそ読む価値がある。
単純に日本の閉鎖性や日本社会の問題点を批判するだけでなく、
どのような「美しい国」にしていきたいのかを考えるときの視点を
提供してくれると思う。
それ以前に、目指すのは「美しい国」でよいのかという問題もありますが。
それはさておき、いつか、多言語化してほしい。
海外向けというよりは、日本国内向けに。
日本に住む外国人がこの本を読んだら、
こういう風に考えている日本人もいるのだと
励まされると思うから。
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大学時代、私も「『日本』とは何か」ということを問題にしていた先生に教わっていて、
非常に刺激を受けたため、今でもとても気になるテーマです。
もしこのテーマや視点について教わっていなかったら、
彼とのつきあいもなかったかも、と思っています。
であれば、小熊英二の本、読んだことありますか?
読もう読もうと思いつつ、まだ一冊も読んだことないのですが、canakanacornさんの問題意識にもつながるはず。
慶応で教えていらっしゃるのですが、聴講しに行こうかとちょっと真剣に考えた時期もありました。
ネットでざっと見てみましたが、著作面白そうですね。
読んでみようと思います。
慶応は生涯学習などにも力を入れているし、
結構いい方向性をもっている印象があります。
情報ありがとうございます。
遅ればせながら私も読みます。
面白かったですよ。
近いうち、私のブログで感想書きますね。
ブログ、楽しみにしていますね!