北海道物語 4️⃣
稚内の日本海側に利尻・礼文島がある。
礼文島には縄文人が住んでいてヒスイ・タカラガイ等 ここで獲れない新潟県のものが、
4000千年も前から出土されている。
白く輝く魅惑のアクセサリーとして蝦夷と交易が当時からされていたのでしょう。
そして、400年前には香深井アイヌと磯谷アイヌが島に定住を始めましたが、仲が悪く
大きな紛争が桃岩を舞台に起きていました。
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最近の1846年にはこの島に青森から柳谷万之助が、香深に漁場を開き発展し
小樽・利尻島・礼文島航路が1885年に開かれた。
1919年には石炭が出て採掘も行っておりました。
悲しい歴史は 千島列島の新知島からベニキツネの毛皮の取引を行なっている際に
エキノコックス病が広がり1963年までに島民・200人以上が死亡した。
感染源の狐は根絶され今では非汚染地帯となり、災いは去ったがよく 道外のトラベラーが
国道に沿って歩くキタキツネに餌を与えたりしていますが、なぜたり毛に触れることは
しない方が宜しいと思われます。