あまり遠くない未来、火星に人が住める可能性が、いちだんと高くなったようです。
火星に多量の水の氷が存在することが分かりました。
今までは、その氷が二酸化炭素なのかどうか分かりませんでした。
デンマークの研究者が、氷の厚みや動きを10年かけて調べて、確かに水の氷河であることが分かりました。
水の量は火星全休を1m以上の厚さで覆いつくすほどだそうです。
想像するに、かって火星は地球のように大きな海があったと思います。
しかし、火星の表面重力は地球の3分の1。
大気をつなぎとめることはできなかったのでしょう。
今、火星の気圧は地球の1000分の1以下です。
気圧が下がれば、水も宇宙空間に飛散してしまいますから、地下に残された水だけが残されたわけです。
もしかすると、この氷河の中に、微生物が閉じ込められているかもしれませんね。
今、世界中で火星に注目が集まっていますが、水の心配がないってことは、テラフォーミング・火星移住計画が現実的になってきたのかもしれません。
で、途中や着いた向こうで支障があれば死ですから、かなりな勇気や冒険心が必要なことでしょうね。
片道切符なのに、おおぜいの人が応募したそうです。
その中から何十人が選んで訓練する。
行く途中で気が変わったらどうするんですかねえ!
それに、火星に着いて、地球を眺めて、帰れないと思ったらどんな気持ちなんでしょう。