赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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頭痛

2006-10-10 18:07:24 | がん
あんまり頭が痛いので、ホームドクターに行ってきました。

どうも「緊張型頭痛」らしいです。
・中高年に多く
・頭の両側面から後頭部にかけて
・締め付けるような、圧迫されるような、ずんとした痛み
・脈拍を打つような痛みではない
・2~3時間続き
・吐き気や痺れはない        というのが特徴みたいです。

日本人の大人の頭痛はほとんどがこのタイプとか。

ストレスとか疲労とかが雪だるま式に膨れ上がって、頭痛になるそうで、
肩こりや目の疲れが典型的な症状だそうです。
うん。確かに。

5年を前に、自分では気がつかない緊張とかストレスとかがあったのかもしれません。

そんなにストレスのかかる仕事をしているわけでもないのですが、
ちょっとココのところいろんな仕事が重なって、
なにしろ、いろんな部署からいただけるお仕事はみんなOKしているもので・・・。
断るといつまたお仕事がもらえるか分からないですし、暇なときは暇ですから。

パソコンのモニターをずっと見ていたり、
メガネが合わなかったりすると、なるみたいです。
心当たりあります。

先生が背中と肩を触って、こんなに凝っているじゃないの!って。
あれ~そうだったかしら?
もなみの人生、今までほとんど肩が凝ったことはなかったんです。
最近とみに肩が痛くなるのは、やっぱり更年期なんでしょうか。
それを放置していたのも悪かったのでしょうか?

一応お薬をいただいてきました。

あと3時間で締め切りのお仕事があるので、
ちょっくらそれを仕上げてしまいます。

みなさん ご心配ありがとうございました。
コメント (2)
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頭痛

2006-10-08 11:49:04 | がん
みなさんから、心のこもった温かいコメントをいただき、
ありがとうございます。
ちょっと、調子が悪くて、
お返事が遅れます。
ごめんなさい。

近況報告です。
一昨日の夜のこと。
お風呂に入って顔を洗っていたら、急に頭が痛くなって、前日と同じ頭痛。
このまま体を温めたら血が頭に上って プッツンと血管が切れてしまうのではないかと思って、
とりあえず、出来てきてしまった。
痛くて痛くて、息ができないくらいにズンズンといたくて。
同時に急激に肩も張ってきて、背中~肩~後頭部~こめかみがガチガチになってしまった。
少し、肩を揉んでもらってそのまま寝たら翌朝は治ってしまった。

で昨日の夜のこと。
昼間は何事もなく主人の実家にお義母さんのご機嫌伺いいに行き、
夜になったら、また一昨日とまったく同じ状況。

更年期症状なのか?
プレマリンを飲んで、痛み止めを飲んで、もう少し調子を見て
来月婦人科の検診で聞いてみようと思う。
コメント (6)
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放射線検診

2006-10-06 00:44:09 | がん
放射線の検診に行ってきました。
5年経ちました。

先生が
「過ぎてしまうと早いね、
一応癌の場合5年っていわれているから
今度はなにかあったときに受診すればいいんじゃないかな?」
って。

まだ来月婦人科の検診が残っているのだけれど、
にこにこ笑って話してくれる先生を見て、終わったんだ。
って、なにか解き放される気持ちがした。

先生ありがとうございました。
もなみは感謝の気持ちでいっぱいです。

帰りに ちょうど玄関のピアノのところでボランティアのコンサートをやっていた。

あの日
Aさんに誘われてこのコンサートを聴きにロビーまで降りてきて、
二人で並んでピアノを聴いていた。

「あと10年は生きたいな。」
って言ったもなみに、Aさんは
「私は10年でも足りない」って。

「わたしの3年をAさんにあげるよ・・・。」

もなみより若くて、子供も小さくて、これからまだやりたいことがいっぱいあるAさんに本当にそう言いたい気持ちはあったけれど。
怖くて言えなかった。
入院の日から友達になって、退院の日も一緒にいて
それから4ヵ月後にAさんは亡くなってしまった。

ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」が流れているとき
外のガラス越しに見える中庭には、雨が降っていて
それはシトシトではなくて、水溜りができてそこに叩きつけるように雨が降っていて
癌はもう終わったんだと思うもなみを戒めているような雨に感じた。

病気にならなければ出合わなかった友達もたくさんできて
病気にならなければ知らなかった涙もたくさん流してきた。

50%の生存率ということは、こうやって50%の人は5年生きるということなんだ。
どうして、もなみがその50%になれたんだろう。
この奇跡の裏に、5年を迎えられなかった50%の人がいる。
そういう人を踏み倒して生き残ってきたんじゃないかと思う。

本当はもっとすごく明るい気分になれるのかと思った。
もっとすごく気持ちよくて もっとすごく幸せな気分に浸れるのかと思ったけれど。

今日はお腹が痛くてものすごく頭が痛い。



コメント (15)
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イルマーレ

2006-10-04 17:31:33 | 映画

  

「イルマーレ」観てきました。
韓国版のハリウッドリメークだそうです。
韓国版も観てみたい。

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックのちょっと不思議なラブストーリーでした。

時を越えてだんだん惹かれあう二人。すごく素敵。
静かでーゆったりしてー大人の映画って言う感じかな。

「イルマーレ」というのは韓国版の原題だそうです。
イタリア語で「海」という意味らしい。
この題名、よく付けたなって思います。

映画の紹介とか、予告には出てこないパーツですから。

ここからは ある意味ネタバレになってしまうので、
これから観にいく方は 読まないでね。

読みたい人だけ色を反転して詠んでください。
(反転というのは、マウスで左クリックしたまま下までドラックして範囲指定することです。色が変わって読めるようになります。)

      ↓

イルマーレというのはレストランの名前でした。
ケイトは最初の恋人モーガンと再会してイルマーレに行こうとするのですが、イルマーレはとても人気のレストランなので半年以上前の予約でなくては 席が取れないんです。

      

そこで、アレックスと時間を越えて会おうという事になったとき、ケイトは2年前のアレックスに2年後の明日、つまり、ケイトからすると次の日にイルマーレを予約してくれるように頼みます。

そして、翌日、ケイトはアレックスに会うためにイルマーレに。

      


はたして、イルマーレには2年前のアレックスが予約してくれた席があり、ケイトはそこでアレックスを待ちます。

でも、アレックスは来ない。

そこから、二人のすれ違いがあり・・・・。

イルマーレは時間の真実を示すアイテムでもあるし、
二人の心の間が揺れるターニングポイントでもある重要な映画のキーワードだったんです。
これ以上は劇場で観てね。

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