赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

がんで来てくれた方は、カテゴリーから「がんで来てくれた貴女へ」をクリック、
直接メールはメッセージをクリックしてね。

「オーケストラ」

2014-05-17 22:27:24 | 映画
だんなちゃんが出張中なので、サクサク映画鑑賞行きます。

「オーケストラ」

2009年
フランス
監督  ラデュ・ミヘイレアニュ
キャスト アンドレイ   アレクセイ・グシュコブ
     アンヌ=マリー メラニー・ロラン
     オリヴィエ   フランソワ・ベルレアン
     

かつてボリショイオーケストラの天才指揮者だったアンドレイは、共産政府の圧政で清掃夫として働いていたが、パリの劇場をキャンセルした楽団の代わりとして、昔のオーケストラを集めて、パリにいくことを計画する。演目はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。パリ在住の女性バイオリニストアンヌ=マリー・ジャケをソリストとして指名する。当時ユダヤやロマの音楽家は迫害されていたが、彼女の母親のヴァイオリストもユダヤ系のひとだった。そして、演奏会の日。リハーサルもなしに始まったヴァイオリンコンチェルトは、始めバラバラだったが、アンヌのソロをきっかけに一つにまとまり、感動の演奏になる。

ソ連共産党員のマネージャー、救急車の運転手のチェリスト、金儲けばかり考えているユダヤ人の老人とその息子などなど、みんな個性的な団員ばかりだけれど、ソリストの力でオーケストラを引き上げ、オーケストラの力でソリストが上りつめていく。ブラボーな映画だった。

もちろん字幕マジックのなせる技だけど、もなみは今ロシア系フランス人な気分。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ショック | トップ | あやめ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事