『ビートル・ジュース』

『ビートル・ジュース』を見た。

1988年　アメリカ
監督　　　ティム・バートン
キャスト　アダム　　アレック・ボールドン
　　　　　バーバラ　ジーナ・ディビス
　　　　　リディア　ウィノナ・ライダー

田舎の大きな家に住んでいるアダムとバーバラは、ある日交通事故で死んでしまう。が、そのままゴーストとなって家に住み着く。
新しく入った家族は、金もうけ主義の父と派手好きな芸術家気取りの義母と、自分を肯定できない少女リディア。
アダムとバーバラはこの一家を追い出そうとするけれど、リディアとだけは、心が通じ合い始める。
追い出し作戦を後押ししてくれるのが、ビートル・ジュースという幽霊野郎なんだけど、これが悪気はないんだろうけれど、めちゃくちゃにしてしまう曲者。

アメリカ映画にありがちな。コメディー・ホラー・家族愛的なお話でした。
リディアが存在感あるなーって思っていたら、少女期のウィノナ・ライダーでした。
なるほどね。

『ＭＹＳＴＹ』

『ＭＹＳＴＹ』を見た

1997年　日本
監督　　　三枝健起
キャスト　真砂　　天海祐希
　　　　　多襄丸　豊川悦司
　　　　　武弘　　金城武

原作は芥川龍之介の『藪の中』。古くは黒沢明監督が『羅生門』で　ベネチア映画祭グランプリ　アカディミー賞名誉賞をとった作品のリメイク。
最近では、小栗旬主演の『TAJOUMARU』にもなった。こちらは。「多襄丸」一人をピックアップしたオリジナルストーリーみたいだけど。

　

真砂と武弘夫婦は山で多襄丸に襲われ、武弘は木にくくりつけられたまま殺され、真砂は犯されてしまう。

事実はこれだけなのだけれど、多襄丸の言い分、真砂の言い分、死ぬ前に子供に話した武弘の言い分が　微妙に食い違う。


面白かった。特に自然の風景が良かった。
って言ったら、映画は？ってことになるけど。
これは、原作が良いんだね。

いまいち、キャストに違和感を感じる。
豊川って、多襄丸って感じじゃないし。　もっと泥臭い人いいんじゃないかな。
金城はこれでいいの？　君はそういうのと違うでしょ？
天海さん、お姫様の役やりたかったんだね。　でも、真砂ってそんなクールなイメージじゃないと思うんだ。
めちゃめちゃ可愛くって、お色気ムンムンなんだけど、死ぬか生きるかって時に生きることに貪欲になって、性にすがる、みたいな。

生きることに貪欲な人間性というより、真相がわからない謎めいた事実、って感じかな。

推定無罪

『推定無罪』を見た

1990年　アメリカ
監督　　　アラン・Ｊ・パクラ
キャスト　ラスティ　　ハリソン・フォード
　　　　　ホーガン　　ブライアン・デネヒー
　　　　　サンディ　　ラウル・ジュリア
　　　　　ラレン　　　ポール・ウィンフィールド

検察官ラスティは部下キャロラインが殺された事件の担当になるが、そのうち自分が容疑者として裁判を受けることになってしまう。優秀な弁護士サンディとともに、自分が犯人でないことを立証し始めるけれど、いろいろと困難が出てくる。が、最終的に犯人と断定するする証拠が揃わず、ラレン判事によって裁判自体が無効とされる。
無事無罪となって、壊れかけていた妻との間も修復されるのだけれど、、、ラスティは真犯人がだれかわかってしまう。


え～～～～。そうだったんかい！という結末に。
それにしても、登場人物が多いし、みんながいわくありげで、しかもアメリカの裁判制度というか法律関係が難しくて。

おもしろかったけど、疲れた。　次は、コメディにしようっと。