JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

リーダー作を持っていなかった。 TITANIC FOR A BIKE / YURI GOLOUBEV

2020-02-16 17:05:02 | 聞いてますCDいいと思う


現役ジャズ・ピアニスト100人を勝手にえらんでいるけれど、あることに気が付いた。選んだピアニストだけれど、ダーリオ・カルノヴァーレ、グラウコ・ヴェニエル、ミケーレ・ディ・トロ、グウイリム・シムコック、エンリコ・ピエラヌンツィエ、ロベルト・オゾラー、ルイージ・マルティナーレと100人中7人、100人に選んでないけれどMario Zara,Claudio Filippini は選ばれてもいいぐらいの人。
これらのピアニストに共通していることがある。何か、それはベーシスト、ユーリ・ボルベフとアルバムを作っていることです。100人のなかで9人が共演していて選んでいるのは、もちろんこちらのベース・スタイルの好みが出ているのだろうけれど、聞いていただいて確かめていただきたい。ペデルセンをある意味アカデミックにしてりズム感でも引けを取っていない。
そんなユーリのリーダー・アルバムを持っていないことに気が付いて、そこに新しいアルバム「Yuri Goloubev Quartet / Two Chevrons Apart」が出ることをしってこれは手に入れようと思ったわけです。そこでみていたら古いアルバムもあるので、多くでおせわになっているユーリ、これは聞いてもいいとポチったのがこのアルバムです。

静かなピアノからユーリのアルコ、まさにユーリ、アルコぴか一です。2曲目はピアノ・トリオを多く聞いていますがソプラノ・サックスがテーマ、これもユーリのある部分のねばっこさも出て面白い。
2011年のアルバムなので全部の紹介はいらないでしょが、ベース好きには、もちろんユーリがリーダーなのでこれは万全。めちゃくちゃテクがあるので、アルバムによっては出すぎていると思うことがあるユーリです。(100人のピアニストはそこを対等に演奏する)このリーダーアルバム、とても落ち着いた、管とピアノの演奏が良いとこを強調しながら、ベースを見せているアルバムに仕上がっていると思う。
ある意味地味だけど、良いと思う。

実はそれでユーリのリーダーをもう一枚ポチってしまった。それはどうかはまた別に。

TITANIC FOR A BIKE / YURI GOLOUBEV

Acoustic Bass – Yuri Goloubev
Drums – Assaf Sirkis (tracks: 1 to 4, 6 to 9)
Piano – Claudio Filippini (tracks: 1 to 4, 6 to 10)
Soprano Saxophone [Soprano Sax] – Julian Argüelles (tracks: 2, 4, 8, 9)

1 Sailing
2 Philosophy
3 Well Seasoned Waltz
4 How We Were (Re: The Way We Were)
5 Titanic For A Bike
6 Love Stories (Re: Love Story)
7 Elmau Revisited
8 Bill Gates Amongst Us
9 Bagatelle #2
10 Don't Blame Me


コメント
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