女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

明るく過ごそう。

2020-06-20 18:13:00 | 日記

 

最近、ちょっとクサクサしていました。

わたしのことを嫌っているSNさんは、

挨拶しても返事のない日がずっと続いていましたが、

先週からは、わたしが横を通るとき、

くるりと身をひるがえして後ろを向いて、

わたしが通り過ぎるのを待つようになりました。

初めはわたしの勘違いかと思いましたが、何度か続いたので、

顔も見たくないぞ!というSNさんの気持ちだと感じました。

その態度にとても腹が立って、

いつかギャフンと言わせてやる!!!とわたしの鼻息も荒くなりました。

 

そんな心乱れる中でも、仕事の作業はしなくてはなりません。

男子トイレを清掃中、20代の男性が入って来ました。

その人が使う場所の作業は後にして、別の場所の作業をしていました。

用が終わってから歯磨きをしていた男性、

歯磨きが終わると、わざわざわたしのほうを向いて、

「お仕事中、ありがとうございました!」

と言って会釈をして出ていきました。

「いいえ」と言ったものの、ちょっとポカンとしてしまいました。

なんて気づかいのある人なんだろう。

ここの会社の社員さんたちは、わたしの「こんにちは」の挨拶に、

みなさんがいつも丁寧な挨拶を返してくれていますが、

それにしても、うれしかったです。

わたしに言ってくれたからというよりも、

そんな人が身近にいたということがうれしかったです。

 

長期火災保険の中の地震保険の更新の案内が来ました。

5年ごとの更新です。

すっかりそんなことを忘れていたわたしは、

その保険料の高さにびっくり。

1回目に払った保険料より2万円ほど高くなっていました。

友人のMちゃんは以前勤めていた会社で、

社内外の保険業務の仕事をしていました。

お金のことや保険のことにとても詳しくて、時々相談しています。

損害保険は災害や事故が多くなると、次の保険料が高くなると、

いろいろ説明してくれました。

「万が一のとき、保険で新しいマンションは買えないけれど、

次に進む手助けにはなるでしょ。それに、何もなかったとしても、

困っている誰かのためにその保険料が使われたのだから、

それはそれでいいと思うよ」

これは、びっくり。

若いときはどちらかと言えば、自分中心の人だと思っていました。

なのに大袈裟に言えば、こんなに人間愛に満ちたことば。

Mちゃんの大きな愛に触れた気がしました。

 

最近のうれしい2つの出来事は、

わたしのクサクサを吹き飛ばしてくれました。

SNさんの行動にいちいち腹を立てて、仕返しを考えるようでは、

SNさんのダークワールドに引き込まれてしまいます。

SNさんはSNさん、わたしはわたし。

そのときは腹が立っても、恨みや不快感は持ち続けない。

もう残りが少なくなっている人生の時間を無駄にはできません。

楽しく明るく過ごしたいと思うのです。

 

最後のクレマチス。後ろの葉のついた枝は全部剪定しました。

暑さを越すとまた花が咲き始めます。