女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

Oさんの耳と腸。

2019-09-06 09:56:32 | 老化現象・老後準備

先日、Yちゃんのお誕生日に、

銀座の『飛騨牛一頭家 馬喰一代』で食事会をしました。

職場のNさんからおいしかったと聞いていたお店で、

いつか行きたいと思っていました。

ネットで炭火焼の150gのランチを予約しました。

150gはちょっと多いと思いましたが、

せっかくのお誕生日ですから、

物足りなさを感じてはならないと150gにしました。

お得なランチのコースとあって、お肉は赤身。

Yちゃんはこのくらいが丁度いいと言っていましたが、

わたしはもう少し脂がのっているほうがいいです。

でも、お腹はいっぱい、お肉を食べたぞ~感いっぱい。

店内のディスプレイやデザインも素敵でしたから、

また行きたいと思います。

 

 

その後、ジェラードを食べて、カラオケに行きました。

「この中に60歳以上の方はいらっしゃいますか?」

「ええ、全員60歳以上です」

「それですと、料金はこちら、半額になります」

「うわー!やったー!」

Yさん、Oさん、わたしは全員カラオケ好き、3時間歌いました。

Oさんは82歳、左の耳はほとんど聞こえないようです。

もうだいぶ前からです。

人と接する仕事をしていますし、補聴器をしてほしいと思いますが、

本人は集音器で充分と言い張って、補聴器はしていません。

でも、充分ではありません。

カラオケの音程が取れずに、ずっと音痴のまま歌っていました。

Yちゃんも、わたしも、黙って聞いていました。


夕方、カラオケが終わって解散・・・となるところですが、

Oさんはこれで終わりません。

「夕食はどうするの?」

「わたしはもう食べられません。お茶ぐらいならいいですけど」

「わたしもお腹いっぱいです」

「それだと僕はどこかで食べてかなきゃならない」

「・・・じゃ、どこかで軽く食べていきましょうか」

「刀削麺食べたい」

「ええ??? 中華ですか???」

結局Yちゃんとわたしが折れて、中華料理に付き合いました。


こんなに食べて、なお、まだ夕食を食べたいというOさん。

その胃腸のタフさにいつも驚かされます。

82歳なのに、どーして?

わたしは10年以上の便秘体質、

Yちゃんはクローン病なので軟便よりさらに軟便です。

Oさんにもトイレ状態を訊ねてみました。

 Oさんはどうなんですか?」

「毎日すこぶる快調」

高齢者は便秘になるケースが多いのに、

20歳も年下のYちゃんやわたしよりも、

食欲が落ちず、消化能力に富んでいる理由が分かりました。

腸内年齢が若かったのです。

いやー、これには目からウロコです。

何年もOさんの食欲はすごいと感じていましたが、

腸内年齢に考えが及びませんでした。

わたしもちょっと真剣に腸活考えたいと思います。


ナスの山椒揚げはビールにぴったり。