Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

花筏(はないかだ)

2009-11-30 09:48:00 | 庭・植物





【ハナイカダ】  11月23日撮影 :坂本 
ハナイカダ属 水木(みずき)科 学名:Helwingia japonica



葉っぱの真ん中から、小さなおハナと蕾が。。。
不思議でしょ?


日吉大社へもみじ狩りの途中、
水琴窟の音を聞けるお庭が
オープンガーデンになっていたので
立ち寄りました。


庭の奥にしゃがんで、地下から聞こえてくる響きを
堪能した後、飛び石を引き返そうとする私に
その家の主と思しき人が声を掛けてくれました。

「ちょっと、ちょっと。カメラ持ってる人。。。」


珍しい物を撮って帰りなさい。

ハナイカダを植えてあるんだよ。聞いた事ありますか?

植物園ぐらいにしか、あまりない木なんだよ。

しかも、ふつうは春から咲くのに、ひと株だけ今から咲いてね。・・・って。



いつもは、写真をバチバチ撮っていると、雰囲気を壊して
肩身の狭いような気がすることも多いのですが、
今回は、おかげでめずらしいものを観せていただきました。





ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村




「花筏」とは、・・・花びらが散って水面に固まっている様子を
筏にたとえてそのように言うそうです。 


春、桜並木の下の流れの遅い水面でよく見かけるアレね。。。



初耳でした。・・・で、かわりに浮んだイメージが
         これ


画像:婦人画報特選きものサロン'94春号から
            ピンボケですが・・・




なんだか、どっぷりきもの屋さん。^^;
だって・・・
葉っぱの「筏」の上に「花」いかだの上に花・・・ぴったり。




ちなみに、上記の「花筏」が名前の由来だとすると、
いかだの上に乗っている実際のお花は、ヒトとみなすようです。



なるほど。。。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする