数ヶ月ぶりに会った友人とランチ。
ランチ後お茶を飲んでいると、なんだかそわそわしているので「あ、この後何か用事があるの?」と聞くと
「実は…未だかつてない大仕事がある」と言うじゃありませんか。
しかも「それについて相談というか、手伝ってほしいというのもあってランチに誘ったのだ」とも。
えっ そんな大仕事で私が役に立つことができる???
「できる!できますできます絶対に!」という返事…一体なに~?
「うちにずいぶん前からノラ猫がやって来ててね…」
おっと まさかのネコ関係!なら得意ですよ!!!(一気に緊張がほぐれる)
お話はこう。
仲の良い2匹のノラ猫が一日に2回、ご飯をもらいにやってくるんだけど、どうやらオスとメスなので、この先妊娠するのが心配である。そこで家族と相談して、メスだけでも避妊手術を受けさせることにしたのだ、と。
なんということでしょう!彼女は去年愛犬が亡くなったばかりでかなり意気消沈していたので、そんなお話に思わず感動!
「うわーすてき、Mさんたら! でも捕まえることできる?」
「もともと2匹とも大人しいんだけどね。キャリーバッグを買って、中にエサを置いて抵抗なく入るよう訓練をしてきました」
「すごい!すごいわ~ さすがだわ~Mさん」 パチパチ
「で、病院に予約して、連れていくのが今日の夕方!」
えっ 今日!?
「どうしよ~できるかなぁ」
あはは、手伝いますとも!一緒に行きましょうよ~と言ったらとても安心したようでありました。
いつものようにエサを食べにキャリーに入ったところで蓋を閉め、タオルをかぶせて車でGO!
さすがににゃおにゃおと悲しげな声で鳴いていましたが、それほど暴れる様子はない。
予約をしてあったものの、車の中で30分ほど待たされ、その間もずっと出して~と泣いている…ごめんね、怖いね。
ところが、病院の中に入って先生と話をしている間はピタリと泣き止んで、とっても静かに。怖すぎて固まってる?
手術についての説明を受けた後、エリザベスカラーをつけ、ネットに入れて、爪を切る…ということがものすごくすんなりいってしまい、「本当にノラちゃんですよね!?」と先生びっくり。
それ以上にびっくりしたのは私。まじで開いた口がふさがらない。だって、だって、これだけのことをするのにモモだったらどんなに泣き叫んで暴れまくることか…!!! かなりショック。
最後にキャリーから出して体重を測った時だけ「しゃー」とちっさい声で抵抗していた。うーん、これだけ?本当に信じられない。メスだから?
体重3.3キロ。モモより一回り小さい感じ。
このまま預かってもらい、血液検査の結果問題がなければ明日手術、一晩泊まってあさってお迎え。シロちゃんにしたら初の病院二泊だ。心細い表情のシロちゃんを置いて来るのは辛かったけど、こればっかりはしかたない、乗り切っておくれ~。
その後、家に帰ったMさんから、もう一匹のオスの方がしょんぼりしていてかわいそう~とメールがあった。つくづくええ人やなあ。
車の中で、なんだかくるさんみたいだと思って「くるねこって知ってる?」と聞いたけど、完全犬派だった彼女は全く知らなかった。そうか、これってとてもくるさんみたいな話なんだけどな…。
でもシロちゃんはアルフ似なの(笑)。
ちゅぱしたあとベッド横でじっと座ってるので
あれ、まだちゅぱが足りない?とおかわりの準備。
しかし、不満そうに出ていってしまう。
何かなーと思ったらこうでした。
つまり、そこで寝たいから「早くどいて」。
御意~(涙)。
古いヒモがくわえにくくなってきたのか
新しいヒモを一瞬くわえたりしています。
交互にどっちもくわえてみて、
んーーーーと考えている模様。
移行は近い、か?