看護士とは

看護士さんとお話した


ねぇMiyamotoさん、看護士さんの仕事ってなに？

「・・・それを聞かれると『看護とは』ってことになるんですけど、難しいですねぇ」

そうかぁ、看護士さんにも難しい質問ですか～

「ただ、病気や怪我で今まで自分ができてたことができなくなってしまった患者さんのお手伝いをすることが大事かなぁと私は思います」

患者さんのお手伝いですか。私ねお医者さんのお手伝いとか投薬の補助とかがメインの仕事だと思ってた

「そういうのは全体のうちほんのわずかでしかないです。患者さんが今して欲しいことをすることが大事だと思います。私の考えですけど・・・」

して欲しいことって何でもいいの？

「何でもいいですよ。あれ拾ってとか何持ってきてとか・・・」

そうなんだぁ。私ね看護士さん達はたくさんの患者さんがいて忙しそうだからあんまり声かけたら悪いかなぁって思ってたんですけど・・・

「くらさんは遠慮しすぎです。この階で一番ナースコールしないのはくらさんですよ」

ナースコールって体調が悪いとか苦しいとかしか押しちゃいけないと思ってたの

「もっと押して下さい。気軽にピンポ～ンて」

そっかぁ・・・

「退院のアンケートに『〇〇してくれなかった』『〇〇して欲しかった』とか書いてあると悲しくなります。だったら入院中に言って下さればいいのにとか、何で私気がつかなかったんだろうとか」

言ってくれた方がいい？

「本当は一人一人の方の様子を見て今何をして差し上げたらいいか看護士自身が察しなきゃいけないんでしょうけど・・・私は100％は無理なので患者さんから言ってもらえると助かります」

分かった。もっとピンポンするね。

「はい。お待ちしてます」


他にも若い看護士さんをどう育てるかとか、看護士さん一人一人の意識をどう高めるかとか結構まじめに討論して楽しかった

途中で耳鳴りや頭痛がひどくて大変になったけど、それ以上に有意義な時間だったのでした

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