「そんなこん」は「そんなこと」の意。
例文
※織田信長・豊臣秀吉・吉永小百合・原節子は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「ひでちゃ さゆりさが おめーと
つきあいてーって いってたじー。」
豊臣秀吉 「のぶさー それ ふんとかい。
だけんど そんなこん いわれたって
いまー おれ せっちゃと つきあってるで
むりだんね。」
例文の標準語(?)訳
織田信長 「豊臣秀吉さん、吉永小百合さんが貴方と
お付き合いをお願いしたいと言っていましたよ。」
豊臣秀吉 「織田信長さん、それは本当の事ですか。
ですが、そんなことを言われても
私は今、原節子さんとお付き合いをしていますので
無理ですよ。」
”そないなこと”を前は使ってましたね。
きっと文字数が多くて面倒になったせいかもしれません(笑)
それと、知り合いの九州の人の影響か?、そげんこつと言っている自分が居ます。
私の生まれ故郷広島では
「そげ~なこといってりゃ、おえりゃせんぞな」
(そんなこといってるとどうしようもないよ)と言った言い方をしていますが私はもう無理をしないと話せなくなりました。
自分で喋って居ても発音などに自信が無く故郷は縁遠くなったと思う次第です。
ここにも公共放送の影響が出ているような気がします。
私は昔の深夜放送を聞いていたためか、柔らかい雰囲気を持っている関西弁が好きです。
方言は文字の並びだけでなく、アクセントもありますね。
広島に戻れば、また自然に喋る事が出来るようになるのではないでしょうか。
それが方言だと思います。
自分では標準語を話しているつもりでも何処かに育った地区のアクセントの特徴が出ているようです。