「できっこー」は「できるわけがない」の意。
例文
※織田信長と豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
豊臣秀吉 「おださ あのやねのうえから とびおりれーるかい。」
織田信長 「そんなこん できっこー。
あんな たけー とっから とびおりりゃー
あしの ほね おっちまうじゃーねーかい。」
豊臣秀吉 「とくさが あっこから とびおりたら
10円 くれるっていうもんで
おらー こんまえ とびおりたじー。
なんてことはねーんね。」
織田信長 「とよさも ばかだねー。
10円 ほしさに あんなとっから
とびおりるなんて。」
例文の標準語(?)訳
豊臣秀吉 「織田信長さん、あの屋根の上から飛び降りる事が出来ますか。」
織田信長 「そのような事、出来るわけないでしょう。
あのような高い所から飛び下りれば、
足の骨を折ってしまうではありませんか。」
豊臣秀吉 「徳川家康君があそこから飛び降りたら
10円をあげますよと言ったものですから
私はこの前飛び降りましたよ。
どってことは無いですよ。」
織田信長 「豊臣秀吉さんも馬鹿ですねー。
10円欲しさにあのような所から
飛び降りたとは。」
此方でそれを使われるとその後続く言葉を待って一瞬話が途切れる時間が出来そうです。
省略していうのですね。
翻訳があって分かりました。
第一印象は、できるか?を意味する言葉かなと思ったのですが。
負けるわけが無いが、まけっこーだったりして・・・
お蔭さまで松本弁でいいのだという確信が持てました。
若しかすると20代でも使っている方がいるのかもしれません。
「そんなこん できっこー。 ばか いわなんどくれや。」
「そんなこん できっこーや」
等と使います。
「負けるわけは無い」は「まけっこー」になります。
「勝てるわけが無い」は「かてっこー」になります。
コメントを頂いてから考えたのですが、「っこー」をつけて省略する言葉が結構ありますので、「~っこー」で「~わけがない・~のはずがない」でもくくれるような気がします。