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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「やぶせったい・やぶせってー」

2024-01-06 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「やぶせったい・やぶせってー」  信州弁 長野県 中信 方言
 

「やぶせったい・やぶせってー」は「目障り」や「鬱陶しい」や「邪魔くさい」や「面倒くさい」の意。

 
例文
やぶせってー やろう 」=「鬱陶しい奴です」
やぶせってー こん するな」=「邪魔くさい事をするな」
やぶせったい こん ゆうない」=「面倒くさい事を言いますな」
えれー やぶせってーこん たのむ じゃー ねー かい」=「とても面倒くさい事はを頼むではないですか」
「かみのけ が のびて やぶせったい  とこば  いってくる わ」=「髪の毛が伸びて邪魔くさいから床屋へ行ってくるわ」
「あ しんごう の みぎがわ に ある こうこく やぶせってー じゃー ねー かい」=「あの信号の右側の広告は目障りですね」
なにょ してるかってー。  にわ の やぶせってー ざっそう ぬきとっている だいね」=「何をしているかって。  庭の目障りな雑草を抜き取っているのですよ」
「あ きのえだ やぶせったい ね。  こうつうひょうしき が かくれちまって みえ ねー んね」=「あの木の枝は目障りですね。 交通標識が隠れてしまって見えないですよ」
「にわのきのえだ が えれー のびちまって やぶせったい もん  にわし に せんてい を たのんだ だいね」=「庭の木の枝が大変伸びてしまって鬱陶しいものだから庭師に剪定を依頼したのですよ」
 
例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
 織田信長 「おや とよちゃ なんだい めがねしてるじゃ ねー かい
       どした だい。」
 豊臣秀吉 「めんきょのこうしんにいったら しりょくがひくいめがねをかけなきゃだめだじーっていわれちまった もんで あわててめがねつくってかけたとこ
       めのめーになんかあるようで やぶせったくてしょうねーが かけてなきゃーうんてんできねーし えれー こん 。」
 織田信長 「しりょくおちたまんまでうんてんして ひとはねるよりはめがねかけてたほうがいい。」
 豊臣秀吉 「そりゃ そうがね。」
例文2の標準語(?)訳
 織田信長 「おや 豊臣さん どうしたのですか メガネをかけているではありませんか。
       どうしたのですか。」
 豊臣秀吉 「免許の更新に行ったら 視力が低下しているからメガネをかけなければ駄目ですよと言われてしまいましたので 慌ててメガネを作ってかけたところです。
       目の前に何かがあるようで 邪魔くさくて仕方がないのですが かけていないと運転が出来ませんし 大変な事です。」
 織田信長 「視力が落ちたままで運転して 人をはねてしまうよりはメガネをかけていたほうが良いですよ。」
 豊臣秀吉 「それはそうですがね。」

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我が家の松本弁 や

2024-01-06 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 や
 
やーだ」 *あれまー
やーだ」 *いやだ
やこい
 
 

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