mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「ずらい」

2021-03-06 | 我が家の松本弁


「ずらい」は「でしょう(推量)」の意。

 例文
「いー ずらい」=「良いでしょう」
「くー ずらい」=「食べるでしょう」
「こー ずらい」=「こうでしょう」
「そー ずらい」=「そうでしょう」
「ぬー ずらい」=「縫うでしょう」
「ねー ずらい」=「無いでしょう」
「ほー ずらい」=「そうでしょう」
「やー ずらい」=「嫌でしょう」
「した ずらい」=「したでしょう」
「うそ ずらい」=「嘘でしょう」
「やった ずらい」=「やったでしょう」
「およい ずらい」=「泳いだでしょう」
「かんたん ずらい」=「簡単でしょう」
「これ いー ずらい」=「これ良いでしょう」
「そりゃ ねー ずらい」=「それは無いでしょう」
「たべ づらい ずらい」=「食べにくいでしょう」
「じょうだん ずらい。 そんな こん きいて ねー じ」=「冗談でしょう。 そんな事は聞いてないですよ」
「あと いちじかん も すりゃー あいつも くる ずらい」=「あと一時間もすればあいつも来るでしょう」
「ここに あった おかし を たべたは だれ ずらい ねー」=「ここにあったお菓子を食べたのは誰でしょうねー」
「この はな きれい ずらい。 いちねんかん だいじ に そだてて きた だいね」=「この花綺麗でしょう。 一年間大事に育ててきたのですよ」
「どう だい。 この おかし いままで たべた なか で いちばん うんまい ずらい」=「どうですか。 このお菓子は今まで食べた中で一番うまいでしょう」
「にんげんどっく で なんとも なかったって ゆう じゃー ねー かい。 あんしん した ずらい」=「人間ドックで問題なかったと言うではないですか。安心したでしょう」
「あつい なか あいって きた で のど かわいてる ずらい。 つめてー もん でも のんで いき ましょい」=「暑い中を歩いて来ましたから喉が渇いているでしょう。冷たい物でも飲んでゆきなさいよ」


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする