トラウマ解凍ワークでは、こういったワークを行っています。
・講師あいさつと、ワークの概略説明
(PTSDが発端。心と体のつながりの解説。
もしも気が乗らないワークは、見学もOK。)
インプロの解説
(「イエス・アンド」が基本で、否定をしない。「すべて肯定」が原則)
・緊張と弛緩
(トラウマがあると、心と体が緊張しています。
なので、まず体から感情をゆるめましょう。)
・グラウディング
(足に地球を感じて、体の芯を作っていきます。)
・体でイメージ表現
(感情と動きを一致させていくワーク。感情を抑えると、苦しくなって当然)
・拍手まわし~感情リレー
(ゲーム感覚で、言葉や感情をどんどん出していきます)
・発声練習
(声を出す練習で、感情を出しやすくします)
・感情解放
(ガマンしていた感情を吐き出します。たくさんの方が「気持ちいい」と言われます。
まずは思い切り、形からでもいいので喜怒哀楽を出してみましょう。)
・ガーディアン・シアター
(過去の自分を受け入れて、未来へのアドバイスを紡ぎます)
~~~~~~ 小休憩
・21
(気配を察するワーク)
・「いやだ」「助けて」
(誰もが言いにくい2大ワードがこれ。意思表示することで、周囲の助力は得られます。
声をあげる大切さと助力を、先取り・疑似体験します。
要求が受け入れられるあたたかさも味わいましょう。)
・プレイ・ホープ
(希望の言葉を、誠意をもって演じます。過去の塗り替え・浄化の効果。
感動される方が多いワークです。)
・賞賛のワーク 一人の方に向けて、他の全員一人ずつが 「あなたは、まるごと素晴らしい」と心をこめて語りかけます。 もし反発が心に浮かんだら、そのまま声に出してOKです。 これは、「存在の全肯定」のワークです。 なにかが役に立ったり、できるからではなく、 あなたという人がここにいてくれるだけでうれしいし、素晴らしいということを 声に出して伝えます。
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さらにくわしいワークの解説
■緊張と弛緩
人は危険な目にあうと、体がギュッとこわばります。
それはちょうど、自分の体で盾を作るかのように、
自らを守ろうとする本能なのでしょう。
ひどいことを言われたり、暴力をふるわれたり、
危険な状態にあったりといったことが続くと、
体はつねに守りの体制をとらねばならず、カタク、カタクなってしまいます。
ですから、つらい体験をもっている人ほど、
力が入りやすい緊張体質になっていることでしょう。
それをゆるめるために・・・
つま先から順に、あたまのてっぺんまで、意識的に力を入れていきます。
ええ、そうです。ゆるめるのではなく、まずいったん力を入れるのです。
ちょうど、肩をグッと上に上げて、パッと力をぬくと
きれいな姿勢ができるのと同じ。
「もっとゆるめて」と口で言われても、体は思うようにいきませんからね。
だからまず力を入れて、スッとぬく。その方が、ゆるめられるのです。
このワークは、トラウマによる心と体の緊張・こわばりをゆるめるためのもの。
まずは体から感情をゆるめてみましょう。
■グラウディング
不安があると、体がフワフワします。
過去に苦しんだり、未来を思い煩うときは、
「いま・ココ」から、心と体が離れてしまいます。
足に地球を感じて心を安定させ、体の芯を作り、現地点に戻りましょう。
■体でイメージ表現
感情と動きを一致させていくワーク。
大人になると、私たちは自分の感情を素直には出しにくくなってしまいます。
感情を抑えると、苦しくなって当然ですから、遊び感覚で心を解放してみましょう。
■拍手まわし~感情リレー
ゲーム感覚で、言葉や感情をどんどん出していきます。
発声練習(声を出す練習で、感情を出しやすくします)
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