春・夏・秋・冬
季節が変わるのは当たり前のことなんだけど
秋から冬に向かって どんどんどんどん駆け足で過ぎていくような気がします
とてもとても 寂しいです…
とてもとても 悲しいです…
お友達の猫さんが虹の橋へ旅立ちました…
いつも遊びに来てくださっていた tenkomoriさん のお宅の マヤちゃん が
10月17日 虹の橋へ旅立ちました
13歳でした
tenkomoriさんは マヤちゃんがお家に来た時から写真をたくさん撮られていて
小さい頃からの写真をたくさんたくさん見せてくれました
どれも愛情のたっぷり詰まった写真でした
愛されて愛されて愛された マヤちゃん
tenkomoriさんのおうちの子になれて良かったね
きっときっと幸せな猫生だったと思います
マヤちゃん たくさんの想い出をありがとう♪
そして
写真の方でお友達になっていただいた me-coさん のお宅の ライちゃんが
10月16日 虹の橋へ旅立ちました
ライちゃんは 推定8歳でした
me-coさんが愛情をこめて「ライじい」と呼ぶライちゃんは
me-coさんのお家に来て まだ1年も経っていませんでした
お耳がギザギザで ワイルドな毛並みは
ライちゃんのそれまでの猫生が決して楽しいことばかりではなかった事を物語っているのだと思います
それでも me-coさんが撮るライちゃんは いつも穏やかな笑顔を見せてくれていました
この笑顔は me-coさんだけに向けられたものだと思います
ライちゃんはme-coさんに出会えたことを
きっときっと誇りに思っていたのでしょうね♪
そんなライちゃんと出会えて私も嬉しかったよ~
そして
いつもブログをこっそり読み逃げさせてもらっていた myuthaさん のお宅の 小豆ちゃんが
10月23日 虹の橋へ旅立ちました
4歳でした…
小豆ちゃんは巷でも有名なお散歩猫ちゃんで なんとなく親近感を持って見させてもらっていました
たくさんの方が小豆ちゃんの死を嘆き悲しんでいます
悲しみのあまり 色々な声が寄せられています
とてもとても 切ないです…
猫と暮らすということ
先日 市民講座にオットと二人で参加してきました
テーマは
「 猫の適正飼養を考える 」
「 動物に対する思い上がりを考える 」
講師は横浜で開業医をされている 武部正美先生でした
この先生は 「 地域猫 」 という言葉を最初に作った先生だそうです
講座の詳しい内容については また後日 ご紹介をさせていただければなと思いますが
その中で2002年に告示された 『 家庭動物等の飼養及び保管に関する基準 』 の一部を
ここで書かせていただきます
① 終生飼養に必要な意識の習得
(1) 猫の飼い主は生命あるものである猫の適正な飼養及び保管に責任を負うものとして、
猫の生態、習性及び生理を理解し、愛情をもって猫を取り扱うとともに、
飼い主は猫を終生飼養するよう努めること。
これは動物愛護及び管理に関する法律に基づいて告示されたものです
そしてその中に 「 第6 ねこの飼養及び保管に関する基準 」 というのがあり
さらにその中に
② 健康と安全保持の観点から屋内飼養に努めること。
屋内飼養が以外の場合には、健康と安全の保持に配慮すること。
(※太字のアンダーラインだけは私が個人的に引いたものです)
というくだりがあります
屋内飼養 つまり完全室内飼いですね
これの重要性及び外飼いの危険性については ここに来られている方達は
充分わかっていらっしゃると思います
インターネットを使うようになって 私も色々な知識が増えました
私は もも が自分の責任で飼う初めての猫です
もも を家に迎えるにあたり ネットや本で色々と勉強しました
それは皆さん同じだと思います
昔は 家の中と外の行き来が自由な猫ちゃんがたくさんいました
今もそうして暮らしている猫ちゃんも地域によってはいると思います
でも 時が流れ時代が変わり上記のような基準ができました
これはやっぱり必要だから作られた基準だと思います
猫の健康と安全はもちろんのこと 迷惑防止という観点からも必要なことなんですよね
可愛い我が子と少しでも長い時間を共有したい
誰もが思うことだと思います
猫の寿命は人間に比べるととてもとても短いです
悲しいお別れをしなければいけないのは誰もがわかっています
でも 少しでも長く長く… そう思って暮らしていると思います
もも は 皆さんもご存知の通り リードをつけて毎日お散歩しています
もも にとっては楽しい楽しいひと時のようです
でも 私は もも をお散歩猫にするつもりはありませんでした
我が家は二世帯住宅です
オットと義父と私の三人家族です
家族全員が もも を可愛がっています(もちろんはっちもね)
もも の飼い方については ももが来た当初から義父と揉めました
義父にとってはいくら可愛くても ”たかが猫”
私にとっては可愛くて仕方が無い ”されど猫”
(※今は義父も”されど猫”になったようですが(苦笑))
でも 私も嫁という立場から そんなに強く言えない時もありました
それでも 義父も私の言い分も理解してくれようと努力はしてくれたのです
ただ 私達が仕事に出かけている平日の日中にももを抱っこして
こっそりお散歩をするのだけはやめられなかったようなのです
それを知ったときは卒倒しそうになりましたよ…
うっかり けつまづいて ももを落したらどうするの?!
まだ1歳にもなっていない もも が 自力で家に帰ってこれるのか?!
不安で不安で 何度やめてと言ってもやめてくれず
(※義父にとっても楽しい時間だったようなのですね)
苦肉の策の妥協案として リードをつけてのお散歩に踏み切ったのです
義父は喜んで連れ出していますが 私は一言だけ強く言わせてもらいました
「 もも に何かあったらお義父さんを一生許さないから! 」
もも は本当に楽しそうにお散歩します
楽しくて楽しくて仕方が無いから 何度も行きたいのでしょう
毎日毎日 玄関でお散歩に連れて行ってと待機しています
もも には楽しいお散歩でも 私達は常に緊張しています
車が来ないか 犬がこないか
それでもケガをしたこともあります
でも ケガをしても もも はやっぱりお散歩に行きたいのです
これは あくまでもうちの事情ですが
みんな それぞれの事情があると思うのです
これだけの情報社会です 何が安全で何が危険かきっとわかっていると思います
危険を承知で敢えてやらざるを得ない状況も あるのかもしれません
「 うちもお散歩猫にしようかと思うのですが… 」 と意見を求められる事もあります
私は迷わず反対します
しなくても良いのであれば する必要はないと思います
もし どうしてもせざるを得ないのであれば 本当に注意をしてやってください
相手は可愛い我が子といえども 「 猫 」 です
咄嗟にどんな動きをするのか本当にわかりません
ブログの写真を見て 可愛くて楽しそうなお散歩猫ちゃんがいたら
その猫ちゃんにはファインダー越しに全身全霊を込めて守ろうとしている人がついているのです
誰よりもその子を愛してやまない人が撮った写真だから
楽しそうに嬉しそうに見えるのです
小豆ちゃんの追悼によせて たくさんの方がコメントを残していましたが
ノーリードのお散歩の賛否両論の中に
私もできれば外の空気を自由に吸わせてあげたいという類のコメントがいくつか見受けられました
もちろん飼い主さんがそれぞれの状況で適確に判断をしてくれるとは思っていますが…
マヤちゃん ライちゃん 小豆ちゃん
この世で飼い主さんに一番愛された子達です
天寿と言うには みんなあまりにも早すぎたけど
願わくば きれいなお花に囲まれて 美味しいものをたくさん食べて
力いっぱい駆け抜けて 大好きな人と再会できる日を待っていてね
マヤちゃん ライちゃん 小豆ちゃん の ご冥福をお祈りすると共に
tenkomoriさん me-coさん myuthaさん が 笑って想い出を語れる日が
少しでも早く来ることを願ってやみません