ももんがのつぶやき

ミニチュアダックス3わんこ+居候の1わんこが家族のももんがの独り事。

公演を終えて

2009年03月10日 02時14分31秒 | ダンス&仕事
           
私の愛するイントラのみなさま~イントラの楽屋にて記念撮影~(注:モザイクかかってまふ)
サブタイトル:最初で最後の花嫁姿?行った人もいるけどね、、、


10周年記念の疲れが足に来てる次の日。あ、肩にも背中にも~~。
いや~年齢は隠せませんな。
しかし、仕事は休まずがんばりました。


忘れないうちに書き留めておこうと思います。

何度も言うように自分の公演は久々で、この公演を起こすまでどんなに勇気がいったか、やると決めた時から私の周りのイントラ達の暖かい協力、それは、振り付けであったり、お悩み相談であったり、イントラ自身が踊る事だったり、生徒の面倒を見る事だったり、事務的な仕事だったり、衣装作りだったり、アイデア提供だったり、と一つ一つが全て私には、嬉しいなみだものだったのです。

私は普通の弱い人間だから、いつも愚痴愚痴、愚痴ばかり、、、。
それをいつも聞いてくれて、時には宥め諭してくれたり、助言してくれたり、他にも陰で口こそ出さないけれど、協力してくれる心強いイントラのみんながいてくれました。

私の専門はジャズ、普段はあまり絡む事のないストリートのイントラのみんな、みんなそれぞれ自分の他の仕事で時間もないのに、時間を無理矢理に作ってまで本当に頑張ってくれました。

私はダンスはジャンルを問わず好きなのだけれど、今まで仕事をして来た上で、感じていた事はジャズ系とストリート系とのダンスに体する温度差があるように思っていた。

でも、今回リハーサルを重ねて行く上でうちのイントラ達に限って、そんな温度差がないのを改めて確信した。

どちらかといえば、ジャズ系は舞台中心でストリート系はクラブイベント中心。
だから、自ずとリハの進め方も舞台の作り方も異なる。

イントラは結構大変なのだ。
振り付けつくって生徒に教えて生徒の面倒もみて、ナンバーも固めて、衣装も考えて、作って手配して、と盛りだくさん。

その上、自分自身が踊る所も頑張らなくちゃいけないし、、、。

Bee'のスタッフはそれ以外にも事務処理やら、メンバーとの連絡、スケジュール作成、なども加わって自分の生活は二の次になる。

いくら好きでやってるとはいえ、そりゃ、泣き言の一つでもいいたいよね。
しかも、長いリハ期間には、思いがけない問題も起こってくるし。
問題一つ片付くと、また一つ加わったり、、、
まるで、これって試練ですか~~?状態。

それでも、みんな泣き言も言わず、私に対しても文句の一つでも言いたい日もあったでしょうが、それでも言わず、もくもくと舞台を目指して頑張ってくれました。

自分自身、全体の流れなど、客観的にみえなくなって来た自分について来てくれたイントラのみんなに感謝。

そして、イントラ楽屋での事。
いろんな話をしたり、冗談も愚痴も話して、みんなが舞台に立つ事を喜んでくれて、

『楽し~~』
『こんな楽しい舞台は初めて』

この言葉を聞いて、涙が出るほど嬉しかった.まさに私の目指した舞台だったから。

本当に舞台で踊る事を楽しんでくれてるイントラみんなの姿に私は、『あ~、舞台をやってよかった』『この人たちがいてくれて本当によかった』と思いました。

イントラ一人一人がプロとして、自分の踊りに対しても、厳しく、そして生徒の事を気遣ってくれる。

すばらしいイントラでありダンサーです。
頼もしくてにやにやしちゃいます。

で、イントラみんな当日はテンション、高っ!!
うるさい楽屋だったかも~~。迷惑かけてすみません。


小さなスタジオで、人数も少なくて、この先どうなるの~~?
という心配はいつもあるけれど、この人たちがダンスを続けて行く限り私も頑張れます。


ありがとう。


それからもう一つ、この舞台の公演1週間前にゴルの光がお空に帰って行きました。




少し前から具合が良くなくて、でめきんととと世話人は、いつ発作を起こすかわからない光に付きっきりの看病をしながらのリハーサルでした。

どんどん弱って行く光をおいて本番を迎える日はどんなことになるのか、、、?
光に頑張ってほしい。


でも、
光は、最後のリハーサル前に旅だってサンタとキリの所へいっちゃいました。

まるで、
光をほってリハーサルに行けないでめととと世話人に『踊って来てよ』とでも言っているようでした。

何度も、もう駄目か、、と思っても、みんなで光~~と呼ぶとこちらに戻って来てくれた光。
光は強かったです。
でも、あまりにも苦しそうで、可愛そうで、もう楽にさせてあげよう、とみんなが思った。

そして、光は逝っちゃいました。

まだ,たった3歳になったばかりなのに。

舞台が終わったら、わんこ全員つれて那須に行こうって言っていたのに。
待っててくれなかった。




光もきっと応援してくれていたのだと思います。この舞台。
光の為にも成功させたかった。


Studio Bee'は同じ敷地にでっかいゴルが看板犬の小さいショップのわんこもの『Santa&Kiri』があって、ダンスのオフィスには、これまたでっかいゴルのキリが世話人の代わりに椅子に座ってオフィスレデ~なんかしている、何屋さん?な所です。

ダンスしたい人は、どうか恐れずに気軽にドアをたたいてください。(あ、ただの犬好きも歓迎です)


『Studio Bee'は、敷居が高くて、、、』と人の噂で聞きますが、全然そんな事ないのになぁ。
いつでも大手を広げて新しい仲間を待っているのになぁ、


これからもきっと舞台をやっていくと思います。
どうぞ、応援よろしくです。

ただ、3月の春に舞台はなるべくさけたい。
3月は鬼門。

先代キリもサンタもそして光もこの季節にお空に帰って行っちゃったから。



今、光はたくさんのお友達から送られた春色のお花の数々とスタジオに送られたお花、ものすごい量のお花に囲まれています。
まるでお花畑のなかにいるようです。

生前、光をかわいがってくださった皆様、ありがとうございました。

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11 コメント

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楽しかったよ~~♪ (わいあい)
2009-03-10 05:38:02
お疲れさまでした。
そして こんなに楽しませてくれて 本当にありがとう☆

blogを読んでいて「それで あんなに観ていた私達も楽しかったんだ!」と 改めて感じました。

今日のメールに書いた通り、今回は「感動した」とか「素敵だった」よりも もっともっと強く感じたのが「楽しいっ!」だったの。
最初の幕が開いた直後から 歓声が上がったもんね。
一瞬で 舞台と観客が一体になった感じがしたよ。

踊ってる人達の表情って 結構、客席からはよ~く観えるものね。
それに 表情だけじゃぁなくて、やっぱり体中に伝わってくるモノがあるんだろうなぁ。
踊る人達が心から楽しいと思うから 観ている方も楽しくない訳がない。
キッズもすごく成長してる気がして 何だか嬉しくなりました。(なんて 私がこんな事言うのは生意気だけど)

ももちゃんは 素敵なイントラさん達に囲まれて幸せだね。
でも きっとイントラさん達も「この人と一緒で良かった」って ももちゃんの事を想ってるハズ。
だからあれだけの舞台が作れるんだね。。
本当に 心からの尊敬と賞賛を贈りたいです。


とにかく。。 楽しかったぁ~~~~~
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光ちゃん (わいあい)
2009-03-10 05:52:46
何だかまだ信じられないです・・・
こうして文字で見る度、想い出す度涙は止まらなくなるのに それでも心のどこかで信じ切れないでいます。

ほんの数回しか会った事のない私ですらこうなんだから、でめととさん・世話人さん・ももちゃん達の事を想うと 本当に辛くて・・・

最後の最後まで 本当に良い子だったね、ヒカちゃん。
そんな良い子のヒカちゃんに 神様がプレゼントしてくれたのが「でめとと母さん」と 仲良しゴルチームだったんだろうね。
もちろん 世話人さんやももちゃんも。
決して月並みな言葉では無く、心から「でめとと家の子供になって 幸せだったね。」って想いました。


だけど神様。。  いくら何でも 連れて行くのは早すぎます・・・
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素敵な舞台ありがとうございました。 (おしゃぶり昆布)
2009-03-10 14:07:29
10周年記念公演『Everything is Special』
お疲れ様でした。とっても楽しみにしていた舞台でした。絶対何かありそうで、、、幕が開いた瞬間から、キターーー!素敵で、かっこよくて、美しくて、そして楽しそうで、楽しくて。ももんがさんはじめ、イントラの方々の迫力。生徒さん方も皆さん一つになって。観客もみんな同じ舞台に上がっている、と感じることが出来るShowでした。創り上げるご苦労は、如何許りでしたか、、、一回で幕が下りてしまうのはもったいないですね。地道な作業の繰り返しと積み重ねを経て、当日の数時間で花となって咲き誇り、そして心に何らかの実を結ぶ。何でもそうでしょうけれど、花を咲かせるには何か一つ欠けても、、、大地の恵み、雨の潤い、暖かい陽の光、時には嵐、闇の静けさ。人生も同じですね。舞台は人生を凝縮して、見る者、演じる者にそれを伝えてくれます。今回また素敵な舞台のお陰で52歳、背筋を伸ばさせて貰いました。ありがとうございました。

ビール浴びましたか??

光ちゃんのこと・・・びっくりしました。あまりにも突然で、まだまだやんちゃ盛りなのに・
残念でなりません、、、御冥福お祈りいたします。サンタとキリにもう会えたかナ?

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Unknown (むぎゅずまま)
2009-03-10 14:29:00
光ちゃん・・・まだ3歳だったのに?悲しいですね。。でもきっと、ももんがさんが言うように、「虹の橋から見てるから思いっきり踊っておいで^^」ってことだったのかもね。きっと、サンタさんやキリさんが待ってくれてる。もう一緒になって走り回ってるかも知れませんよ。ご冥福をお祈りいたします。。

ももんがさんが、大好きなダンスを仕事として、やりがいを持って取り組んでいるっていうのがすごくすごく伝わってきて、感嘆やら羨望やらなんだかいろんな気持ちになりました^^
ももんがさんを取り囲んでくれる人たちに恵まれたって言うのも、それはももんがさんの「想い」みたいなものがきっと心にビンビン響いて共鳴をしてるからなんでしょうね♪
とりあえず、舞台の成功、おめでとうございます&お疲れ様。
少し落ち着いたらまた次へのステップですかね~?頑張ってくださいね^^
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わいあいさんへ (ももんが)
2009-03-11 00:58:55
いつも遠い所時間を作って来てくれてありがとう。
今回は久々の舞台だったから絶対観てほしかったの。
楽しんでもらえて嬉しいです。
私もすごく楽しく踊る事ができました。ダンスではミスした所があったりでちょっぴり悔いは残りますが、気持ち的には,晴れてます。
本当にありがとう。

光の事では、一緒に悲しんでくれてありがとう。
光に似合う奇麗なお花もありがとう。
光は早すぎる,短い一生だったけれど,うちに来てきつい顔つきも変わって穏やかないい顔で眠りました。
幸せだったと思いたいです。
でめととも世話人も光に一生懸命だった。

出来れば,もう少し光に命を与えてほしかったけれど,神様は光を連れて行く事に待ってはくれなかった。
寂しくなるけれど、仕方ないです。

いつも気にかけてくれてありがとう.感謝しています。
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おしゃぶり昆布さんへ (ももんが)
2009-03-11 01:04:13
ご来場、ありがとうございます。

緞帳があくのをそでから緊張してまってました。
幕が上がった瞬間のお客様の歓声が聞こえたとき、私も,やった~!って思いました。
舞台を楽しめた事,お客様に喜んでいただけた事,作って行く上でこんな喜びはないです。
そして,いいお客様に恵まれてこそ,舞台の成功と言えるのかもしれないな,と思います。
出演者みんなが言っていた事の一つに,お客様、さいこ~、あったかいね。でした。
私はメンバーにもお客様にも恵まれて本当に幸せ。

ビール、浴びましたとも!
うんまかったです。

光の事、ありがとうございます。
光は幸せだったと思いたいです。
そして今もたくさんの人からお花を頂き,光が可愛がられていた事も嬉しいです。


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むぎゅずままさんへ (ももんが)
2009-03-11 01:12:39
光、まだまだ3歳なのになんで命って公平ではないのでしょう。
短い一生だった。
たった3歳、でも、そのうちの半分以上はうちの子でいられた光だから、きっと幸せだったと思いたいです。
サンタとキリと光と、、虹の橋にいるなら,今もきっと幸せなんだろうな。

舞台、近くだったらぜひ観てほしかったです。
一度は舞台をあきらめた自分だけれど,やっとここに来て何が自分の目指すものなのか、みえてきました。
まだまだ,頑張ります。

舞台もそうだけれど,人間って一人では何も出来なくても周りの人と志しを同じくして支え合って力を合わせたら,持っている以上のパワーになるんだな,って思いました。

好きな人達がそばにいるってこれ以上の幸せはないですね。

わんこの友達もダンスの友達も,全て財産です。
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Unknown (martha)
2009-04-02 01:41:25
家の改装やらその後のゴタゴタで
すっかりご無沙汰してしまいました。

今でめととさんの日記から戻ってきました。
まだ3歳の光ちゃんが逝ってしまうなんて・・・

ゴルって、人に合わせようとする健気な性格だから
それだけに亡くなるときは不憫で仕方なくなります。

最初はキツイ目だったという光ちゃんが
一年で優しい顔になったということは
優しい時間を過ごせたからなんだと思います。

生まれ変わっても、またでめととさんの所に戻ってくると
そんな思いになりました。

お仕事ハードでしょうが、頑張って下さいね。
またお邪魔します。
返信する
marthaさんへ (ももんが)
2009-04-02 16:28:41
いえいえ,ご訪問ありがとうございます。

光は短い犬生をあっという間に終わってしまいました。
我が家の子になって本当に短い犬生でしたが、幸せだったと思いたいです。

わんこは,自分で自分の一生を決められないですものね。
産まれて,迎えられた所が自分の家族。
人間なら自分の意志で家を出る事も居る事も出来るのに、わんこは人間の身勝手でその一生が左右されちゃうんですよね。
一生一人の飼い主さんのもとで愛情いっぱいに育てられたらどの子もきっと幸せだと思います。
でも、この世は,そうではない事が多くて。
人間って身勝手ですよね。

病気だから、お金がかかるから,面倒見切れないから、思った通りに言う事をきかないから、、、
理由は様々ですが、どの理由ひとつをとっても全部人間の身勝手な理由ですね。

手放すならなぜ飼ったんでしょう?
家族にしたのに、なんで捨てられるのか?
同じ人間なのに理解出来ません。

光はうちに来たとき,何も躾けもされてなくて、でも当たりませですよね。何も教えて貰ってなかったんだから。

それでも、我が家の子になってどんどんいい子になって,可愛くなりました。

だから、もっともっといっぱい生きてほしかったです。

でも、人間もそうだけれど,どれだけ長く生きるか?が重要なのではなくて、どれだけ愛情を受けて毎日が幸せに送れるか?だと思います。

光は短い命だったけれど、最後まで沢山の人に愛されてサンタとキリのそばに行きました。

一人では最期を迎えなかった。
みんなに看取られて逝きました。
それだけは、良かったかなって思います。

もしも,一人で誰にもお別れも言えないで逝ってしまったら、残された方も後悔するし,光が可哀想すぎます。

光は、きっとあちらでも笑顔でいてくれるでしょう。

生まれ変わったらまたうちの子になってくれるかな。
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何度もお邪魔して、ゴメンナサイ (martha)
2009-04-02 19:39:51
読んでいるうちに又涙が出てしまいました

ララは放棄されて、ウチに来るまではその他大勢との暮らし。
そして亡くなる時には間に合わず、病院で先生に看取られて亡くなってしまい、可哀想なことをしました。

光ちゃんは、ももんがさん達に一杯一杯愛されて
最後のお別れもできて、天国ではサンタちゃん、キリちゃんが待っていてくれる。
今はキット笑顔一杯で、皆と走り回っていると思いますよ

そして生まれ変わったらまた、姿を変えてももんがサンたちのところに戻ってくると思います。

我が家のペタ子タバサは、以前飼っていたシャムのペタ子、ソフィーの生まれ変わりでは?と時々思うことがあります。
どちらも私にベッタリなんですよ
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