むぎちゃんが来た日

写真データの整理をしていたら、むぎが来た日の写真を発見した。

むぎは、母の愛犬のプードルが亡くなって一人暮らしになってしまった母のパートナーとして私が探した子だった。
むぎをうちに迎える為に朝早くに、キャリーをもって電車で品川へ行ったっけ。

身体の丈夫でない母には、手入れをしなくてはならないプードルは無理かと思い、当時うちには、半年のたばさがいたので同じ犬種がいいかな、と思いダックスを選んだのだった。
母の希望で女の子を迎える事になったのだ。



むぎは2001年に生後２ヶ月で家に来たわけだけれど、キャリーから出ると、水をがぶがぶ飲んで、たばさのおやつも横取りしちゃうような物怖じもしない子だった。

当時６ヶ月のたばさは、もの静かで臆病で他のわんこの側にも寄れないびびりっ子だったから、むぎの天真爛漫さを見て『これが私が知ってる普通の子犬だ』と妙に感心したりした。




たばさを抱えてむぎに近づけると、びびって固まってるし、、、、。
あげくの果ては自分の家なのにたばさはカーテンの隅っこに隠れてしまう始末だった。

あれから６年たって、むぎは母が入院したため今はうちの子になってる。
とてもやんちゃでいたづらだったけれど誰とでも仲良く出来る優しいいい子に育ったなぁ。
これは母の育てかたなのか？それとも持って産まれた性格なのか？

たばさと半年違いだけれど、どちらかといえばジャスミンと良い遊び相手のようだ。

写真整理のはずが、色んな写真を眺めて時間ばかり費やすだけになってしまった。