逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



ぬくぬくとした畳平のレストランにいつまでも居る訳にはいかない、意を決してストームジャケットを着こみ、岐阜県側から長野県側に向かう。昨日の新聞では肩の小屋入口まで除雪されたとのことだが、乗鞍エコーラインは6月下旬の開通に向けまだ除雪中。
遠く木曽駒ケ岳が見える。


位ヶ原山荘はすぐそこに見えるし、多分この雪が腐った道を30分も押し続ければ乗鞍高原に降りられるのだろうが、それはまたのお楽しみに取っておいて、来た道を引き返す。
来た時はさ~ぁっと通り過ぎた桔梗ヶ原で槍穂高を背景に証拠のセルフィーを撮影して。


雪の壁もまともに撮影してなかったので、


S字カーブ、直線登りをバビューンと下って、ようやく気温が少し高くなって来た。前回乗鞍スカイラインに来た時は視界が開けず何も見えなかったのだが、高い雲が多いものの、山の景色は良く見える。


平湯峠、若山牧水の碑に到着。スカイラインを楽しむ人の多くはここでおしまいなのだが、私はここがまだ距離で半分、登りが1/3残っている。


平湯峠のキツイ下りをこなせば、平湯温泉の街並みが見えてきた。


その内、観光で来た時にゆっくり見物したい、移築された古い民家。


厳重に両脇が封鎖されたゲート、ただ幸いなことに、自転車を押し通して抜けられる空間がある。


森の中の広い登り道を道幅全部利用してジグザグに登る。


だいぶ登って、平湯温泉が一望できる地点に到着。


先日の上高地自然観察ツアーで教えられた、植物が幾つかある。これはオオカメノキ。


安房平で辺りが空が開け、白樺の新緑が迎えてくれる。


やがて、誰も居ないはずの道路の先で物音がする。朝はまだ作業をしていなかった道路崩落現場でクレーンが動き、道一杯を使ってコンクリート壁の型枠を外す作業をしている。
現場監督とおぼしき方に車を安房峠の向こうに置いてあるので、、、、と事情をお話して、何とか作業の合間に通していただく。(平湯~中の湯間には安房トンネルがあるのだが、自転車は通行禁止、なので必死だった。物わかりの良い現場監督さんありがとう)


一難去ってまた一難。GPSの電池が切れた。e-bike側からUSB給電をするものの、電圧降下に伴う不具合から??GPSが衛星を捉えられず機能不全に陥る。(帰ってからPCに繋いで再起動できた)


何とか安房峠を越えて、中の湯方面へ。朝からずっと薄曇りで青空を背景にした白い山の写真を撮れなかったのだが最後に少し青空が覗き、穂高が綺麗に見える地点に到着。


ゲート前に戻れば、朝居た数台の軽トラも居なくなり、私のロードスターだけ。


車載輪行で中の湯に下る。帰る頃になって、青空が広がり始めたが、まあ今日は山が見えただけでも良しとしよう。


GPSが一部切れたが、走行距離61km、獲得標高2,200m。いつももなら斜度8%辺りとか、帰り道ではアシストを2/4にすることが多かったのだが、獲得標高2000m超えが分かっていたので、ずっとアシストレベル1/4で走り続けた。おかげで、残電池レベルは3/6、残電圧35.7Vと随分電池を残してしまった。もっとアシストを使って走るべきだったと筋肉痛の来た3日後に反省するしだい。走ったのはこんなコースの後半。



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