徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

Jラップ以前

2008-06-20 19:24:15 | VIBE RHYME
ラップをやめたのは、自分が進歩したからじゃないかな。飽きちゃったのね。それといまの大きな音楽の流れのなかで<肉声>に対する僕のプライオリティが下がっちゃったのかもしれない。もともと僕は、歌を歌うことに対しての欲望が低い人間だし、楽器から入った人間だから。(中略)
たぶん、どんな音楽でも、ある表現のジャンルが方法論的な新しさを求めるんじゃなくて、質の向上ってことに全体のエネルギーがむいた瞬間にその表現は終わると思うんだ。自分がヒップホップから遠のいた一番の理由はそこだと思う。(中略)
なんか「俺は一生ヒップホップに命を捧げるよ」っていいきっちゃった手前、無理してやっている人がいるとしたら、その音楽に対してよくないことだ。重要なのは、そこから感じた精神だと思うんだよ。その精神がなんなのかっていうことは形じゃない。ヒップホップから得たものは、自分が作った音楽で自分がここまで勇気を出せるのかっていう実効性だと思う。(中略)
かっこいいことをやるには、自分がそれに見合った行動をするっていうことでしか表現できないっていうことが、ヒップホップの持っている構造のレベルの高さでもあるんだ。
(近田春夫/『Jラップ以前~ヒップホップ・カルチャーはこうして生まれた』後藤明夫・編 TOKYO FM出版

来月の告知

2008-06-20 02:47:53 | Music
南正人さんから葉書が来た。

ということで告知です。
7月3日に初台のthe doorsで「DAED FLOWER Presents 南正人初台ライブシリーズ Vol.1 ナミさんDAY」というライブがあるんだが、このライブが二部構成になっている。で、第二部はナミさんのライブ(珍しく何かを企んでいるらしい、らしい)なのだけれども、問題は第一部だ。第一部はナミさんが司会進行による「ビートに迫る」なるトーク・タイム。20代から50代まで、各世代からナミさんの知り合いを何人かステージに上げて語るという話で、1ヶ月ほど前にナミさんから連絡が来たのだけれども、どうやらオレもその中に入っている模様です。おそらくぶっつけ本番です。
むしろ司会進行させていただいた方が気が楽なんだけれども。

お暇がありましたら皆様よろしくです。ドリンク300円だし。

=DAED FLOWER Presents= 南正人 初台ライブシリーズ Vol.1 ナミさんDAY
■出演者 
南正人(ゲスト有り)
第一部:トークタイム=ビートに迫る=
司会進行:南正人
ゲスト:20代、30代、40代、50代、各世代より
第二部:南正人ライブ
※珍しく何かを企んでいるらしい。
■OPEN18:00~START 19:00 
■前売¥2500/当日¥3000

blues.the-butcher-590213レコ発ライブ

2008-06-20 02:22:07 | Music
JIROKICHIでblues.the-butcher-590213レコ発ライブ。ライブ後に物販があるので気が気ではなかったけれども、店内は満員、今回も盛り上がってました。今回は特にザ・ブルーズ・ドラム!という感じで沼澤さんのソロ多めで、聴き所満載だったような気がする。最後に急遽ゲストとして登場したのは何とleyona。Hound dog、sweet home jirokichi~Blues is alright。そういえば1stセットのとき、至近距離で、ミニスカで踊ってたのはleyonaだったか。んあー。9月のサムズアップでは本格ゲストで登場の模様。ホントにleyonaってオヤジ殺しだなァ…。
沼澤さんデザインのニューTシャツとthe Blues Power with ムッシュ@チキンジョージ2005のDVD購入。

ホトケさんが2ndセットのMCでナカスの話題に触れると、KOTEZさんがさらにいじってくれたのはラッキーでした。ホトケさんが実は歌舞伎町での取材が嫌だったらしいということもわかったし…確かに風鈴会館方面へもう30メートルほど奥に入るとちと危険な気もするのだけれども、あのルノアールの個室は実用的で便利なんですけどね(吾妻さんの取材もあそこだったし)。今後も使いまくる方針です。