ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

青春の上方落語

2014-01-30 01:14:25 | 本の少し
青春の上方落語 (NHK出版新書 422)
クリエーター情報なし
NHK出版

☆☆☆

落語の本、鶴瓶、南光、文珍、ざこば、福團治、仁鶴、が修行時代のハナシを・・。

あまり本などでも紹介されていない文珍さん、福團治さん、が新鮮。

各師匠は四天王と云われる、松鶴、文枝、春團治、米朝とその弟子の枝雀。

今や筆頭弟子と言われているが、実は多くの先輩たちが

仁鶴さんが弟子入りしたときには、実の息子で弟子でもある光鶴(後の五代目枝鶴)、
(笑福亭)花丸、先代の(笑福亭)呂鶴が既に、福團治さんの前には、小福、という方が、
でも春團治になってから最初の弟子で、一春と。文珍さんの上はもちろん三枝さんですが、
実はその上に、文鹿、文也、小枝という方が、おられたが皆さん廃業。

この本の帯に、“人生のコツ、話しまひょか”とありますが・・・。

どんなに辛くても、落語が好きで、師匠が好きで、辛抱、辛抱。


福團治さんが入門したときが、上の方を入れて17~18人。
現役では、12~13人しかいない、それが1960年。

今や、上方落語、260人とか270人の大所帯。

みんなで亘れば怖く無いではないですが、一人一人の責任も薄まっているようで、
さて、50年後には、もっと大所帯になっているのか、残るべき人だけの所帯なのか、

会社が大きくなり、社員が増えると、大企業病というのが発生しますが、
上方落語、協会も、今までとは違う問題が、いろいろ起こりそうですな

でも、マンモスのごとく、多ければ多いだけ、自然淘汰されていそう。
(まあ、私はこの世にはいないので、あちらから眺めるとさせていただきます。)



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