ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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上方特選落語会・ヴィアーレ

2017-09-18 22:43:58 | ヴィアーレ落語会

本日は、ヴィアーレでの
落語会。
文珍さんの登場です。

一、桂團治郎・・・・・・「つる」

上手いし、若いし、元気はあるし。申し分なしの團治郎さんの高座、
米朝一門の最初の前座噺を100点満点で好演。

米朝一門の若手、恐るべしでおます。


二、桂米團治・・・・・・「稽古屋」

團治郎さんの師匠、米團治さん、まだ襲名の時の話をマクラに。
でも、春団治さんとのやりとりはよう出来たハナシですが・・・。

噺は「稽古屋」、師匠さんが稽古をつける演目が、小文枝さんで聴き慣れている
「狂乱の太鼓地」ではなく、「手習い」の踊りに「梅は咲いたか」を歌われる。

上手いのが下手なのか、下座さんとの間合いももうひとつで・・・・。

全体に、間延びのした、「稽古屋」でおました。



三、桂文珍・・・・・・・・「猫の忠信」


最後の出番と思っていたら、中トリで登場。
吉本の出番の間に抜けて来られたようで、また終わると吉本へ。
高座は、吉本の高座のごとく。ツカミ最高。笑いも最高。
さすがに、客席の心掴むのは長けていますな。

噺は「猫忠」、結構される方も少なく、私も聴いたのは、
枝雀、文之助、宗助さんのご三方だけ。

猫の告白が芝居がかっていて見どころですが、
案外、さらりとかわされ、肩透かし。

一度、吉坊あたりで聴いてみたい噺ですな。


四、桂鯛蔵・・・・・・・・「強情灸」

鯛蔵さんの十八番「強情灸」、よろしおましたな。
一直線の演出が心地よい、噺がストレートに伝わってくる。

この日、広島カープが阪神に勝ってリーグ優勝決定。
カープファンの鯛蔵さん、おめでとうございます。


五、桂米平・・・・・・・・「胴切り」

一緒に行った、お連れさんは本日の落語の中で一番おもしろかったのが、
米平さんとか、あのほのぼの感が最高に良いと。

嬉しいですな、ニンにあっているというか、人柄が出ている高座。
からだに優しい、米平さんの落語でおました。



上方特選落語会・ヴィアーレ
2017年9月18日(月・祝)午後2:00開演
本町・ヴィアーレホール

一、桂團治郎・・・・・・「つる」
二、桂米團治・・・・・・「稽古屋」
三、桂文珍・・・・・・・・「猫の忠信」
仲入り
四、桂鯛蔵・・・・・・・・「強情灸」
 五、桂米平・・・・・・・・「胴切り」

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