ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

勇者たちへの伝言~増山実

2018-03-09 05:05:05 | 本の少し
勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫)
クリエーター情報なし
角川春樹事務所

☆☆☆

大阪ほんま本大賞を知って、その受賞作から買った本(2016年受賞)。

この勇者とは、「阪急ブレーブス」のこと。
私も元々、野球は阪急ファン。初めて日本シリーズで勝った時の、
新聞のタイトルの「阪急先勝」「阪急連勝」「阪急王手」「阪急優勝」を切り抜き
大事にしていたのですが、今改めて探すと・・・どこに、ですが。

そのファンにとっては、丁度懐かしい昭和42年頃の話。

西宮北口、駅に球場、山田久志に山口高志、加藤秀司に福本豊、
長池に森本、大熊に阪本、矢野に石井晶、懐かしいラインナップですな。

物語は、父親との思い出が、いつしか父の過去の物語に、
在日朝鮮人とも絡みながら、すすんでいくのですが、

タイムスリップしたような展開に戸惑いながら、
私にとっては、その当時の風景が懐かしかったの一言。

大阪の、それも、還暦前後の方には懐かしい本でおます・・・・が。
コメント
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