この落語家を聴け! いま、観ておきたい噺家51人 | |
広瀬 和生 | |
アスペクト |
☆☆
来月(2010年9月のこと)、談春さんの落語会のチケットを譲ってもらって、
その時、是非と一緒に渡されたのが、この本。
東京の落語家さんばかりだけれど、(上方では只一人、鶴瓶さんだけ)
読んでいると、ほんと聴きに行きたくなる。
さん喬さんの「柳田格之進」を聴いて、感動した私。
あの「馬鹿ーっ」の凄まじい声は、今だ脳裏、いや心の中で響く。
年いって、涙もろくなったこの頃、案外、人情噺も大好き。
この本の51人の中で、既に出会えたのは、
さん喬、市馬、三三、歌武蔵、彦いち、喬太郎、花緑そして鶴瓶さんの8名だけ。
今聴かなければ、これだけは聴かなければ、この人だけは逃せ無い。
誘惑的言葉満載、この様な言葉に弱い、私はまんまと術中にはまって、
これからは、東京の落語家さんも優先的に聴かなければと、
体がいくつあっても足らなくなるぐらい、そそられる本である。
まずは、今秋の談春、談四楼、志らくさんあたりから聴こうか。