大いに反省すべき。

尖閣諸島の魚釣島への中国漁船の領海侵犯事件以降、不穏ですね。

中国当局はお返しとばかりに、軍事施設への不法侵入の容疑で、邦人４人を逮捕しました。
確かに本当に不法侵入をしたのかもしれませんが、まあ、多分、不当拘束ですよね。
法もへったくれもあったものではありません。

この件に対する民主党の態度はよいと思います。
民主党政権下で、今までの中で唯一評価できるポイントです。

うーん。
これは……。
管ドリフ首相への評価を改める必要があるのかもしれません。

しかし案の定ってカンジですよ。
もうすぐ上海万博が終わります。
国民の不満をむける対象は、今の所日本だけですものね。


さて。
この話、どこまで行くと思いますか？

今の所、レアアースの対日輸出禁止が行われました。（という話です。ニューヨークタイムスの捏造という話もあります。）

でも、もともとレアアースの対日輸出は今後減少させる、もしくはゼロにする、的なことを中国政府は言っていました。
なので、この輸出制限（もしくは禁止）は、尖閣諸島問題の制裁措置ではないと、僕は思います。

なので、多分、ニューヨークタイムスが、レアアースの輸出制限措置を、尖閣問題に無理やり絡めただけ、というのが真相なのかもしれません。
まあ、ニューヨークタイムスなので……。
アメリカのアサヒ、と言ったら言い過ぎかもしれませんが……。ねっ。

閑話休題。

で、ですね。
どこまで話が行く、と思いますか？

中国は国民の手前、尖閣諸島で引くことは出来ません。
かといって、日本が手を引くなどということもありません。

そもそもが侵略して実効支配するやり方で、チベットやウイグルを手中に収めてきた中国が、
同じ手法を尖閣諸島へ適用しただけです。

当然、子飼いの小沢さんが首相になると踏んでの事だったのでしょう。
でなければ、あのタイミングで「漁船」が領海侵犯なんかするわけありません。
もし本当に漁船であったのならば、「漁船」がマスコミに公開されているはずです。
乗組員を民主党のプライベートジェットで何千万もかけて中国へ送り返すのも変ですし。

ところが首相はドリフの管さんになるわ、外相は対中強硬派の前原さんになるわ、
ひっそりと終わらせるはずだったのに、中国で反日デモが始まるわで、
振り上げるつもりの無かった拳だけが振り上げられてしまっている状態、というのが現状なのではないか、と思います。

しかし振り上げられた拳は、それがどんな状態であれ、収められるまでは振りあがった拳です。
日本にとっても、アジア諸国にとっても。


ここで、僕はふと気が付きました。
僕は、日本が戦場になる覚悟が出来ていない、と。

朝鮮半島の戦争はどうやら回避されたようですが、
その時でも、日本は巻き込まれることはあっても、戦場になることはない、と思っていました。

でも今回は違います。
日本が戦場になるかもしれない、という話なわけです。

だからと言って、尖閣諸島問題から手を引け、と言っているのではありません。

逆です。
たとえ日本が戦場になったとしても、領土問題で手を引くべきではありません。
ASEAN諸国と手を組んで、中国包囲網を作るべきだと思います。

自国の領土は、僕たちの子供に残せる国民の遺産のひとつなわけですよ。
それは絶対に損なわれるべきではありません。


しかし……。
今回の出来事では僕も大いに反省しました。

日本が、僕らの国が、戦争に巻き込まれ、国土が戦場になる覚悟が出来ていなかったとは。

僕も大概に平和ボケしていました。


９月25日深夜　追記：
と思ってたら、

那覇地検が釈放しやがってた！

しかも24日の15時。。。。

ねーわ。
サスガにねーわ、これ。

まあ？
これ以上こじれると本当に戦争の芽も出てくるから、早めに手を打った、とも読めなくもない。
でも犯罪者交換の話も無いようだし？

サスガ民主党だったな！

すまん！平和ボケしてたのは、完全に僕だったわ！