ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

驚愕の新事実【三連発】さんぱつめ

2011-06-02 18:51:31 | Singapore/外出&食い意地
朝から市場に行って、晩ご飯の魚を仕入れて、下処理をすませた後、
所用で都心に出かけていたので、更新が今になってしまいました。
  
今日の話題は昨日の続き、最初からご覧になる方は一昨日からお願いします。
 
 
 
時間とともに情報交換も山場にさしかかったようです。
私から一番遠いところに座っていらっしゃる奥さまが、問いかけました。
 
 
「みなさん、毎日のお掃除はどうなさっています?」
 
…ホワイ?
なぜ、お掃除の枕詞が“毎日の”なの?
奥さま方のお宅の床は愛情深い大理石じゃないの?
 
「私はモップがけをしていますね」
「うちは掃除機ですね」
 
すべての奥さまがそこにひっかかった様子もなく、たんたんと答えられて順番がまわってきます。
 
勇気を出して…
私、「あの~?みなさんのお宅は床が大理石じゃないんですか?」
奥さまその1、「そうですけれど、それが何か?」
奥さまその2、「だからお掃除をどうなさってるのかなあって思ったんですよ。日本では大理石じゃないでしょ?」
 
【本日の主役、フィッシュヘッドカレー~私が作ったのよりおいしかったです。あたり前?~
          
(↑手前に浮いている野菜はオクラ。英語ではレディフィンガー。シンガポールのは関取フィンガーです。)
 
 
オーマイガッ!
 
私、今日の今日まで知りませんでした。 
お掃除って、ほこりや汚れがわからなくても、
毎日することが前提となっているのでございましたか!?
 
なかには、
掃除機をかけた後、モップをかけています」とおっしゃるステキな奥さまもいらっしゃいました。
毎日、すっきりしますよ」と、にっこり。
 
アンビリーバボー!!
インポッセボー!!
 
日本の奥さまって皆さんスバラシイです。
ほこりや汚れがわからなくっても、毎日毎日、来る日も来る日も、お掃除なさっているんですよ。
夫の皆さんも、ほめてやってください。
省エネ志向の私にはとてもマネできません。
大理石の深い愛情に包まれて、
相方もほとんどいないわが家は、掃除機をかけるのなんて、
いまや週に一度の出血大サービス、てんやわんやのお祭り騒ぎですよ。
モップなんて、メイド部屋でご隠居生活でございますですよ。
 
奥さま方との情報交換を総括すると、
どうやら私のシンガポール生活は、一般の日本人とは微妙に違っているらしい
という事実が判明したのでした。
 
オドロキ。
 
さらにわかったことは、
かわいそうなのは、海外ひとり暮らし生活で放っておかれている(ときにパシらされる)私ではなく、
どうやら私と一緒に暮らすハメになった相方である、ということでした。
 
 
以上、果たして三日もひっぱるほどのことであったのか、の驚愕の新事実でした。 
 
【スリヴィラマカリアマン寺院の屋根~リトルインディアにはヒンズー教のお寺がいっぱい~
 
 ←お寺の屋根は神様がぎゅうぎゅう詰めです。
 
先ほど帰宅して、冷蔵庫がちゃんと閉まっていないことを発見してしまいました。
朝せっかく下処理してパーシャル(チルド?)室に入れておいた魚たちは、なんだか生ぬるくなっていました。
くんくんするとちょっとにおうような?
室内は30℃を悠々自適で超えています。
…食べられるのかなあ?
私のなかの私が問いかけます。
へっちゃら、へっちゃら。食べられるよ!
もうひとりが自信満々に答えます。
こうして相方のか弱い胃腸は、本人の知らないところで日々鍛えられていくのでした。
 
今晩のおかずはタイ(のような魚)のホイル焼きです。
ちなみに昨日はアジ(に似た魚)の南蛮漬けでした。
明日は生ぬるくなっていた(関西では見たことのない)イカでカレーを作る予定です。
時々、赤地に紫の水玉模様のある熱帯魚みたいな魚も食べています。
どいつもこいつも名前は一切わかりませんが、シンガポールの魚はおいしいです。
海はひろくて、偉大だなあ~。

驚愕の新事実【三連発】にはつめ

2011-06-01 08:27:51 | Singapore/外出&食い意地
今日のお話は昨日のつづきです。
 
ひとり自分のなかでホーカーズわっしょい!わっしょい!と盛り上がっていると、
質問が次にうつっておりました。
 
「ところで、お水って、みなさん、どうなさってます?」
 
パードン?
お水がどうって、はて?
お水をどうなさるのでしょう?
それとも、お水が何かなさったのでしょうか?
ホワット ダズ ザッ ミーン?
質問の意味がイマイチ理解できない私、問いかけられた奥さま方の反応をうかがいます。
 
「うちは(浄水器の)ブリタを使っています。手軽だからお勧めですよ」
「うちはミネラルウォーターを買ってますね。でもたくさん使うものだから重くって」
…飲料水をどうしているか、っていう意味だったのですね?
 
見栄の張りようもない私の番が…。
 
   【チキンマサラ~かなりスパイシーだけど美味でとまらない~
  
 
私、「えっと、水道水を使ってますが」。
斜め向かいの奥さま、「ええ。お料理に使うものはうちもそうだけど。飲料水はどうなさってるの?」
 
 
私、「えっと、蛇口からコップに注いだ水をそのままガブガブ飲んでますが」。
 
あっけにとられる奥さま方。
 
私、「あ、でも、シンガポールの水道水って透明なんですよ!ニオイもしないんです!」
 
 
私の主張に対して奥さま方からご意見はいただけませんでした。
察するに、問題はそんなことではないらしい。
私のほかにもひとりだけ、一番若いお嬢さんが生水ガブガブ派だったことが唯一の救いでした。
私、ヨーロッパやオセアニアではもちろんのこと、
アジアでもアラブでもアフリカでも、いつでもどこでも水道水をナマでガブガブ飲んでましたけれど。
 *注:アメリカと南極は未踏の地です。 
多少黄色くっても、砂が混じっていても、ドブ臭くっても、要は慣れだと思うのですが。
マイストマックは、当初こそのたうち回ってトイレとの往復を繰り返しさせたこともありますが、
その後は見事な順応ぶりで、今や私の期待にこたえる働きをしてくれております。
 
ミネラルウォーターを買いだめする相方に、
もったいないから!と生水飲料をしつこく強要していた私って、
倹約家の賢い奥サンだと思っていたけれど、もしかしてひとでなしの鬼ヨメだったのですか?
今までちっともそんなふうに考えたことはありませんでした。
これが本日の驚愕の新事実。
ということで、新事実は、さんぱつめへとつづきます。
 
参考までに、
健康第一の飲んだくれマクロビアンのシロクマ相方は、
鬼ヨメの強要に屈することなく、ミネラルウォーターを飲み続けておりますのでご安心ください。