朝です、朝。
3時半に目が覚めました。
あれ?
3時起床で4時出発ではないの?
「山頂が晴れるのが6時半からの約1時間らしい。
だったら5時からの朝食を食べて行こうと思う」
朝ごはん、食べられました!
(またバッフェでした。朝からホカホカの白いごはんが食べられる幸せ♫)
小雨のような濃いガスで包まれたまま、時間は過ぎていき、
登山者がどんどんチェックアウトしていくのを見送ります。
マメに予報をチェックするものの、
1時間ほどやってくるという晴れ間は、7時、8時と徐々に遅くなっていき…
「ダメだ。これ以上待てない」
6時前、出発。
ザックは山小屋に置いたまま、
レインウェアを着て空身(ザックなし、身ひとつ)で山頂を目指すことに。
本日の行程は、
1赤岳天望荘→赤岳山頂→地蔵尾根→行者小屋→(南沢コースで)→美濃戸→美濃戸口、
と、登頂後は往路と同じルートで出発地点へ帰ります。
違うルートの下山もあるけれど、
2日めの私の体力と技術では無理らしい。
(どよよーん。山頂どころか前をゆくシロクマ相方もかすみますよ)
(この傾斜はどうでしょう!足がすくみます)
(この向こうに頂上がある…ハズ)
頂上が見えてきました!
(ガスに包まれた山頂。それもまたオツ?)
6:35、登頂。
360°の大パノラマを夢見ていたのに、
この幻想的な風景はどうでしょう。
(まるで墓場。立派な墓標ですこと)
こんなに何も見えないんじゃ、長居は無用。
山頂より10分ほど手前にある赤岳頂上山荘にちょいと立ち寄って。
(収容人数300人ですって。こちらはお風呂なし)
さ、下山です。
ザックを預けた赤岳天望荘に戻ってお礼を言って出発。
急な岩場を泣きながら下ります。
岩場は登るより下りる方が怖いです。
(見上げるとこんな感じ)
これでも十分無理だよ。
行きはヨイヨイなのです。
特に濡れた岩は滑りやすいから危ない。
濡れていいのは花と緑だけ。
今日も山の花は美しい。
(キバナシャクナゲ。群落で咲いてました。
ちょっとコーラルピンクが入った花びらがかわいい)
(オヤマノエンドウ。岩のすきまにカーペット状に広がって咲きます)
(チョウノスケソウ。発見者、須川長之助さんの名前がついてます。
チングルマに似てるけどそうじゃないの)
(ピンクがミヤマシオガマ。手前の白いのはハクサンイチゲ。
白い小花はミヤマツメクサ←個体数が少なく珍種らしい)
お花畑も小規模ながらあちこちに見られるんですが、
高山植物ってシャクナゲ以外みんな小さいから、
ガスって写真に撮ると何だかよくわかりません。
その場に立ったものだけが楽しめる景色です。
雲を抜けると行者小屋が見えてきました!
(真ん中にちっちゃく写ってるのがそれ)
9:40、行者小屋到着。
下りてきた赤岳山頂を振り返って見上げます。
晴れとるやないかー!!
(シロさんと木々のうしろにちょっとだけ八ヶ岳)
もののけ姫の住むような森をとおって、
(苔がむしむし)
「何してるのー?」と先を行くシロクマ相方が不思議そうに振り返るので、
(いえね、川の水量の多い真ん中部分にだけかかる橋って、
登山道ならではだなあ、と思って)
じゃぼじゃぼ川に入って橋に登って追いかけます。
ふもとの山小屋でトイレを借りて、
(八ヶ岳牧場の牛乳とやらで一服)
ひたすら歩いて歩いて、
美濃戸口に戻ってきました。
無事下山。
ずっと憧れだった八ヶ岳は、
その人気がよくわかる、
コンパクトながらも表情豊かな山でした。
やっと登りましたよ。
見晴らしのよい日にまた登りたいですね。
ご覧いただきありがとうございました。
3時半に目が覚めました。
あれ?
3時起床で4時出発ではないの?
「山頂が晴れるのが6時半からの約1時間らしい。
だったら5時からの朝食を食べて行こうと思う」
朝ごはん、食べられました!
(またバッフェでした。朝からホカホカの白いごはんが食べられる幸せ♫)
小雨のような濃いガスで包まれたまま、時間は過ぎていき、
登山者がどんどんチェックアウトしていくのを見送ります。
マメに予報をチェックするものの、
1時間ほどやってくるという晴れ間は、7時、8時と徐々に遅くなっていき…
「ダメだ。これ以上待てない」
6時前、出発。
ザックは山小屋に置いたまま、
レインウェアを着て空身(ザックなし、身ひとつ)で山頂を目指すことに。
本日の行程は、
1赤岳天望荘→赤岳山頂→地蔵尾根→行者小屋→(南沢コースで)→美濃戸→美濃戸口、
と、登頂後は往路と同じルートで出発地点へ帰ります。
違うルートの下山もあるけれど、
2日めの私の体力と技術では無理らしい。
(どよよーん。山頂どころか前をゆくシロクマ相方もかすみますよ)
(この傾斜はどうでしょう!足がすくみます)
(この向こうに頂上がある…ハズ)
頂上が見えてきました!
(ガスに包まれた山頂。それもまたオツ?)
6:35、登頂。
360°の大パノラマを夢見ていたのに、
この幻想的な風景はどうでしょう。
(まるで墓場。立派な墓標ですこと)
こんなに何も見えないんじゃ、長居は無用。
山頂より10分ほど手前にある赤岳頂上山荘にちょいと立ち寄って。
(収容人数300人ですって。こちらはお風呂なし)
さ、下山です。
ザックを預けた赤岳天望荘に戻ってお礼を言って出発。
急な岩場を泣きながら下ります。
岩場は登るより下りる方が怖いです。
(見上げるとこんな感じ)
これでも十分無理だよ。
行きはヨイヨイなのです。
特に濡れた岩は滑りやすいから危ない。
濡れていいのは花と緑だけ。
今日も山の花は美しい。
(キバナシャクナゲ。群落で咲いてました。
ちょっとコーラルピンクが入った花びらがかわいい)
(オヤマノエンドウ。岩のすきまにカーペット状に広がって咲きます)
(チョウノスケソウ。発見者、須川長之助さんの名前がついてます。
チングルマに似てるけどそうじゃないの)
(ピンクがミヤマシオガマ。手前の白いのはハクサンイチゲ。
白い小花はミヤマツメクサ←個体数が少なく珍種らしい)
お花畑も小規模ながらあちこちに見られるんですが、
高山植物ってシャクナゲ以外みんな小さいから、
ガスって写真に撮ると何だかよくわかりません。
その場に立ったものだけが楽しめる景色です。
雲を抜けると行者小屋が見えてきました!
(真ん中にちっちゃく写ってるのがそれ)
9:40、行者小屋到着。
下りてきた赤岳山頂を振り返って見上げます。
晴れとるやないかー!!
(シロさんと木々のうしろにちょっとだけ八ヶ岳)
もののけ姫の住むような森をとおって、
(苔がむしむし)
「何してるのー?」と先を行くシロクマ相方が不思議そうに振り返るので、
(いえね、川の水量の多い真ん中部分にだけかかる橋って、
登山道ならではだなあ、と思って)
じゃぼじゃぼ川に入って橋に登って追いかけます。
ふもとの山小屋でトイレを借りて、
(八ヶ岳牧場の牛乳とやらで一服)
ひたすら歩いて歩いて、
美濃戸口に戻ってきました。
無事下山。
ずっと憧れだった八ヶ岳は、
その人気がよくわかる、
コンパクトながらも表情豊かな山でした。
やっと登りましたよ。
見晴らしのよい日にまた登りたいですね。
ご覧いただきありがとうございました。
残念ですが、岩場の多い中の 高山植物は、美しく
ほっとさせてくれますね。
それにしても、山小屋につくづく驚き。
お食事もなかなか、、
宿泊、お幾らぐらいでしょう?
八ヶ岳が、そんなに人気の山と
いうのも知りませんでした。
このレポートで同行させてもらった気持ち:)
個室だと12,000円からみたいです。
おかずの煮物はできあいか、下界で作ったものだと思うのですが、それでもありがたいですよ。
おなかが空いてるからなんでも美味しく感じるし。
omiさん、
見てるより経験する方がずっと楽しいですよ。
スキルや体力、年齢に応じて山は選べます。
女性が敬遠するトイレ事情もかなり改善されてます。
私が山に登り始めたここ数年でも変わってきた感じ。
上海の公衆トイレの地獄を経験した後だと、
日本の山小屋のトイレなんて天国です。
すごく、刺激ですが
夫は、犬の散歩もやっとの人。
20年若かったらなあ、、。
あっ10年でもいいか。
もののけ姫の森は、こちらにも沢山あります。
トレッキング あたりが、
今の私には、出来ることです。
momoさんのブログで
擬似体験させてもらってます。
ありがとうございます。
うちの夫は、シロクマには、程遠く
コアラですわ:)
いつでも登山が始められる体力をお持ちかと。
登山はレベルや体力に合わせて山や行程を選べるのも楽しいです。
ご夫君のコアラさまと一度お出かけを。
ロープウェイやゴンドラで頂上近くまで行ける山があれば、
そこに少し自分の足での行程を足して、より高みへ。
世界が変わりますよ。