ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

フライトプラン

2006-09-30 | 映画 は行
最新鋭のジャンボジェット機の中で愛する娘が行方不明に。搭乗記録にもない娘は果たして・・・

2005年 アメリカ サスペンス、ミステリー
2006年9月27日 DVD
監督 ロベルト・シュヴェンケ
出演 ジョディ・フォスター(ロング・エンゲージメント、アンナと王様、コンタクト、羊たちの沈黙など多数)、ピーター・サースガード(ニュースの天才)、ショーン・ビーン(アイランド、トロイ、ナショナル・トレジャー、ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還、ロード・オブ・ザ・リング)

飛行機の設計に携わるカイル(ジョディ・フォスター)は、亡くなったばかりの夫の遺体、6歳の娘と共にニューヨークに向かう機上の人となる。一眠りして起きると、娘の姿がなく、娘の目撃者もいない。なんと、搭乗記録にもないという。そして、娘は夫と共に亡くなったという病院からのファックスも搭乗員から見せられる。

悪役が続くショーン・ビーンが機長である。この人が犯人か?いや、カイルは夫と娘を同時に失った精神的なショックから混乱しているのだろうか?・・・などと思わせる演出やジョディの演技、キャスティングは上手く行っている。
ジョディの演技は知的で鋭く、隙がない。娘役もかわいらしく、母としての強さも描かれていてよろしい。ショーン・ビーンとの対決的なやりとりもリアルな彼の演技で、緊張感が漂い、大変よろしい。
しかし、全体的に説得不足でありえない設定。犯人はあの二人?弱すぎないか?飛行機の設計に関わっていてこの機を熟知していると言うふれこみだったので、「あ~、飛行機のこういう仕組みを利用して、こんなことやるんだ!」と膝を叩くからくりがあるのかと思ったが、そんなのはなし。それもちょっとがっかり。
公開時は、興味深い予告編で見る気満々だったが、評判がイマイチだったため忙しい事もあって断念。正解だった。DVDで十分の作品でした。


最新の画像もっと見る