近未来を舞台にした豪快なアクション映画。ユアン・マクレガーは実は、かなり若い!
2005年 アメリカ SF アクション ラブロマンス
2005年8月5日 川崎チネチッタ
監督・製作 マイケル・ベイ(「アルマゲドン」「パール・ハーバー」)
出演 ユアン・マクレガー(「スター・ウオーズ エピソード1、2、3」)、スカーレット・ヨハンソン(「モンタナの風に抱かれて」「真珠の首飾りの少女」)、ジャイモン・フンスー(「コンスタンティン」)、ショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」「トロイ」)
近未来の巨大施設で、管理された快適な生活をしているリンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガー)だが、何故か自分の生活に疑問を抱く。チューブに栄養を入れる仕事をしているが、チューブの先はどうなっている?みんなが行きたがっている楽園・「アイランド」に抽選でいけることになっているが、それは一体どこでどういう意味が?彼は疑問を探るうちに真実を知ってしまい、友人のジョーダン・2・デルタ(スカーレット・ヨハンソン)と共に逃げることにする。
近未来は「ダタカ」を思い起こさせる、清潔で隙のない管理社会。しかし、綿密に練られたSFではない。科学的な矛盾や齟齬があるので、SFとしてではなく、ダイナミックなアクション映画として楽しみたい。そもそも予告編で思い切りネタバレしているので、ひねりの効いた結末などを期待するのも無理。私がちょっと苦手なマイケル・ベイ監督の映画だもんな~。
お金をかけて、派手なアクション映画を夏休み向けに作ったと理解した。
なにしろ、ひげのないユアンの端正な姿が良い。たった3年しか生きていないクローンと、クローンの発注者であるトム・リンカーンの二役を演じているが、この演じ分けが微妙で良い!どちらが本物か見分けがつかないのだからあまり違うように演じてもいけないし、イノセントなクローンが、若くして成功した遊び人の設計士と同じ雰囲気のはずはない。
スカーレット・ヨハンソンは、「モンタナの風に抱かれて」のあの可愛い子役だったとは今回知ってびっくり。まあまあ、綺麗な娘さんになって良かったこと~と、近所のおばちゃんのノリになっている私。(実はユアンが「リトル・ヴォイス」にも「ブラス!」にも出ていた~と知ったのも、このレビューを書くために調べたから。出演作品はSWしか知らなかった。以前は何となく映画を観ていただけだったなぁ。レビューを書くのって勉強になる~)
ショーン・ビーンはリアリティのある悪役(メリック)で、もうもう、お気に入り。眼鏡越しの目が非情でありながらも表情豊かで、アメコミなんかにでてくる「ありえない悪役」ではない。こんな悪役で映画が締まる。
「コンスタンティン」でミッドナイトを演じていたジャイモン・フンスーも、重要な役で出演。圧倒的な存在感である。
最高の見せ場になっているアクションは、これでもか、これでもかと、ド派手に迫って来る。すごいよ!夏休みなんだもの。硬いこと言わないで楽しもう!良いじゃないですか?
2005年 アメリカ SF アクション ラブロマンス
2005年8月5日 川崎チネチッタ
監督・製作 マイケル・ベイ(「アルマゲドン」「パール・ハーバー」)
出演 ユアン・マクレガー(「スター・ウオーズ エピソード1、2、3」)、スカーレット・ヨハンソン(「モンタナの風に抱かれて」「真珠の首飾りの少女」)、ジャイモン・フンスー(「コンスタンティン」)、ショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」「トロイ」)
近未来の巨大施設で、管理された快適な生活をしているリンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガー)だが、何故か自分の生活に疑問を抱く。チューブに栄養を入れる仕事をしているが、チューブの先はどうなっている?みんなが行きたがっている楽園・「アイランド」に抽選でいけることになっているが、それは一体どこでどういう意味が?彼は疑問を探るうちに真実を知ってしまい、友人のジョーダン・2・デルタ(スカーレット・ヨハンソン)と共に逃げることにする。
近未来は「ダタカ」を思い起こさせる、清潔で隙のない管理社会。しかし、綿密に練られたSFではない。科学的な矛盾や齟齬があるので、SFとしてではなく、ダイナミックなアクション映画として楽しみたい。そもそも予告編で思い切りネタバレしているので、ひねりの効いた結末などを期待するのも無理。私がちょっと苦手なマイケル・ベイ監督の映画だもんな~。
お金をかけて、派手なアクション映画を夏休み向けに作ったと理解した。
なにしろ、ひげのないユアンの端正な姿が良い。たった3年しか生きていないクローンと、クローンの発注者であるトム・リンカーンの二役を演じているが、この演じ分けが微妙で良い!どちらが本物か見分けがつかないのだからあまり違うように演じてもいけないし、イノセントなクローンが、若くして成功した遊び人の設計士と同じ雰囲気のはずはない。
スカーレット・ヨハンソンは、「モンタナの風に抱かれて」のあの可愛い子役だったとは今回知ってびっくり。まあまあ、綺麗な娘さんになって良かったこと~と、近所のおばちゃんのノリになっている私。(実はユアンが「リトル・ヴォイス」にも「ブラス!」にも出ていた~と知ったのも、このレビューを書くために調べたから。出演作品はSWしか知らなかった。以前は何となく映画を観ていただけだったなぁ。レビューを書くのって勉強になる~)
ショーン・ビーンはリアリティのある悪役(メリック)で、もうもう、お気に入り。眼鏡越しの目が非情でありながらも表情豊かで、アメコミなんかにでてくる「ありえない悪役」ではない。こんな悪役で映画が締まる。
「コンスタンティン」でミッドナイトを演じていたジャイモン・フンスーも、重要な役で出演。圧倒的な存在感である。
最高の見せ場になっているアクションは、これでもか、これでもかと、ド派手に迫って来る。すごいよ!夏休みなんだもの。硬いこと言わないで楽しもう!良いじゃないですか?
観たい映画でした
楽しけりゃい~んです!
このカントクに内容・・・・?
そんなもの「ないよ~」って言われるのがオチですから(アイタタタ!)
結果的には楽しんだもの勝ちの映画ですもの。
ね~~~~っ!
「夏だよ!クローン全員集合」なんちって!
こっちゃん(トラバ&コメントありがとね♪)
ええ、この映画は設定や監督はちょっとアレですが、役者はイイよ、というのが身内での定説です(^^;。
それはともかく、GATTACA(ガタカ)ですよね。いや、個人的にはかなりお気に入りなのでついつい…。
ユアンの二役はかなり良かったです。
「トム」と「6エコー」はクローンと言えども別人、同じだけど違うってのがウマいです。
ヨハンソン、ブシェミ、ビーン・・・役者も勢ぞろいですね。
ほんと夏休みらしい、単純に楽しめる映画だったと思います。
ホワイトバンドに関する記事へもTBさせていただきました。
さて、この映画、夏休みに見るのにふさわしいアクション映画でしたね~。
私もあまり堅い事言わない方なので、面白かったです。
ユアンの二役を見れただけでも嬉しかった!
スカーレットもショーンも大好きなので、彼らを追って、アクションにビックリしているうちに終わった感じです。
とはいえラストは・・・今後どうなるのかなぁ?
>このカントクに内容・・・・?
ですよね。テンポ良くアクションを見せてくれて、ダレている間もなく、その辺は上手いなあと思います。ナイヨウはナイヨウですけど・・・(お粗末!)
霏々刺々さん
>設定や監督はちょっとアレですが、役者はイイよ
賛成、賛成!
「ちょっとアレ」っていう表現がオトナですね~。役者さんたちは思う存分本領発揮されていました。そもそもキャスティングが良いです。
未来さん
ブシェミを書き落としました。気持ち悪いけど味方という、微妙な役どころ。またまた殺される役で御出演でした。お疲れ様~
Black Pepperさん
いつもはコムズカシイ映画が好きな私。でも、ここまでやってくれるなら楽しませてもらいます
ミチさん
ユアンの二役が結構気に入ったんですよね~。似てるけど違う、違うけど同じ・・・っていう本人とクローンの演じ分けは、意外に難しいと思うのです。
結末はアメリカ人の好きなハッピーエンド。しかし、どうやっても普通には生きられそうもないクローンたち。大統領がもう一人現れたら国民も困るだろうなあ~
私も大好きなユアンとブシェミが登場しただけで、楽しめてしまった人なので、ビルからの落下シーンには敢えて目を瞑ります(笑)。
ベイ監督も娯楽映画として観て欲しかったようですし、その点は成功したと言えるかな。
でも 見に行くか と思い見に行くと もうけもん ですよね。アクションが あきさせません。一気に エンディングまでひきつけられました。
あの バイク 欲しいですよね~
マイケル・ベイ監督のものすごい完璧主義者ぶりで、映像は本当に迫力があって凄かったですね。
わたし的には、関係ないのに巻き込まれて死んじゃった人達が気になって、アクションシーンは多過ぎた感じも否めないんですが…(^^;;;
ストーリー的にもツッコミたい部分はありましたが、とりあえず面白ければいいじゃんという感じで、見て損はない映画だと思いました。
個人的にはスカーレット・ヨハンソンに興味が出て来て、今後の作品も気になります。
ユアンにヨハンソン、ショーンにジャイモンにスティーブ、
みんなそれぞれよかったです。
ド派手なアクションでスカッと楽しめればいいですよね。